JICA海外協力隊の世界日記

セントルシア便り

爬虫類の楽園! マリア諸島に初上陸

セントルシア・ナショナル・トラスト 環境教育隊員のかわむらゆきねです。

先週、島の南部ビューフォートの海岸からボートで約10分のところにある、マリア諸島に行ってきました。この島は自然保護区に指定されており、一般の立入は制限されています。

写真はマリア諸島にボートで到着し、セントルシア本土を眺めた景色です。ちなみに海岸に打ちあがった茶色い海藻はサルガッサムといい、長い時間が経つと悪臭がします・・・。

この島には貴重な爬虫類が数多く生息しており、トラストや他の自然保護団体が定期的に調査を行っています。

代表種の一つが、Saint Lucia Whiptail Lizardと呼ばれる、ハシリトカゲ属のトカゲ(学名:Cnemidophorus vanzoi)です。

このトカゲの見どころは、セントルシアの国旗の色をしていること(オスのみです)。セントルシアの国旗には水色、白、黒、黄色の4色があり、しっぽが水色、腹の部分が黄色をしています。

大きさは頭の先からしっぽの先までで30cmほどでしょうか。乾季のいま、茶色い落ち葉に覆われた地面をのしのし歩く姿は結構目立ちます。

ほかにもさまざまな種がいますので、また紹介します(^^)/

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