JICA海外協力隊の世界日記

セントルシア便り

バードウォッチングの魅力

セントルシア・ナショナル・トラスト 環境教育隊員のかわむらゆきねです。

最近、週に1回くらいのペースで、ピジョンアイランド国立公園の鳥類の観察と写真撮影に取り組んでいます。何度か続けていくと、いくつか興味深い行動が観察できたのでご紹介します。

1枚目はYellow Crowned Night Heron, 日本語ではシラガサギ、アメリカゴイザギなどと呼ばれるようです。この子はほぼ毎朝のビーチの常連。先日はカニを捕まえていました。

よく見ると、つかまったカニが泡を吹いています・・・

続いてはScaly-naped Pigeon、日本語名は見つけられませんでした。

この種はカリブ地域にのみ生息しており、ピジョンアイランド国立公園にも昔はかなりの数がいたのではないかと考えられています。絶滅危惧種ではありませんが数は減っており、レンジャーによると現在は少なくとも5ペアが生息しているとのことです。

そのうちの1ペアが(おそらく)交尾しているところに出くわしました。

本来の生態系が少しずつ回復している最中でしょうか、少なくとも、繁殖が行われているのを確認できたことは良かったと思います!

最後に、Grey Kingbird、日本語ではタイランチョウとよばれる仲間です。ピジョンアイランド国立公園でよく見かける鳥のひとつです。

アノールトカゲをつかまえている瞬間を撮影できました!

鳥を観察していると、いきものたちのつながりを感じられます。個人的には、これまでは植物を中心に観察してきたので、バードウォッチングにはこうした予測不能な「動き」があることが魅力だなあと思っていて、公園を訪れる方々にもこの面白さを体験してほしいなと考えています。

また更新します(^^)/

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