JICA海外協力隊の世界日記

セントルシア便り

職場を歩くと... ピジョンアイランド国立公園の歴史と自然

セントルシア・ナショナル・トラスト 環境教育隊員のかわむらゆきねです。活動地である「ピジョン・アイランド国立公園」を紹介します(^^)

1枚目の写真は昔の大砲。英語ではCannonといいます。

14回にも及ぶ領土争いがあったセントルシア。フランス軍の拠点であったマルティニーク島がよく見える、ここピジョン・アイランドは、イギリス軍の要塞となった歴史があります。

そのため、公園内のあちこちに当時の面影が残っており、大砲のほか火薬庫(powder magazine)、兵舎(barrack)などを間近で見学できます。

さて、自然が大好きな私は、どこを歩いていてもやっぱり生き物が気になってしまうのです。

熱帯らしいピンクの花が広がった一角で立ち止まり、出会ったのは、目玉模様が素敵なこちらのチョウ。調べた限り、Buckeye (Junonia属) と呼ばれる仲間、日本語では「タテハモドキ」が近いのではないかと思います。

写真には撮れませんでしたが、約1時間半のうちに5種類以上のチョウの仲間を見かけました。

セントルシアに来て、初日からたくさん見かけた小さなトカゲたち。今回出会ったのは、目の下の水色が美しい小さな子(体長10cmくらい?)でした。アノールトカゲの仲間だと思います。

トカゲの観察と撮影には、そろ~りそろ~り、どれだけ相手に気づかれないかが最も重要。実は簡単ではないのです。この子はかわいらしく撮影できて大変満足です。

ピジョン・アイランドにおける活動の様子や、セントルシアの自然や歴史についても、少しずつご紹介していきたいと思っています! また次回も読んでいただければ嬉しいです。

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