JICA海外協力隊の世界日記

セントルシア便り

KAZのつれづれ「遠くで眺める風景」

首都カストリーズからバスに乗りスフレを訪れる。

今日はしっかり温泉を楽しむためにスフレを訪問した。

Piton Falls 日本語ではピトン滝だが、
この滝を流れるのは清らかな冷たい水ではなく温泉だ。

やや温めなので鉱泉というべきだろうか?

もちろん、湯舟につかることの出来ないセントルシアでの生活では、
温泉を楽しむことも最高の楽しみである。

しかし、Piton Fallsに至る道は世界遺産ピトン山
とりわけプチピトンを眺めながら歩く最高の道でもあるのだ。

山沿いの道からはすこし高台から眺めるプチピトン
海沿いの道からは海にその姿を突き出したプチピトン が見られる。
遠くから眺めるのも一興である。

Piton Fallsに到着する。
温泉の滝を見ながらお弁当を食べる。
水着に着替えて温泉に入る。

ああ、いい気持ち。

温泉に入っていると同じ省庁の人に声を掛けられた。

毎日、せわしなく色々な職場を回っており、
私は彼が誰だかを知らない。
彼も私を良く見かけるというが、
話をしたこともなく、良く知らない。

20分間くらい温泉につかりながら話していたところでは、
彼は同じ農業省の管理職?又は特別職?のようだ。

お互いに今何に取り組んでいるかと語り合っていくうちに
共通の人物が浮かび上がってきたりもした。

日本人はこのセントルシアという島国に20人程度しかいない。

どこから来たのか?と言われて日本と答えた。

そして、日本人の国民性は正直な人が多いから好きだとも言っていた。

この国に来て、一緒に活動している人も多数いる。
一緒にピトン山の頂上を目指している人たちだ。

でも、遠くからピトン山を眺めている人はもっとたくさんいる。

「何だか、職場に東洋人がいるぞ」
「奴はどこから来たのか」
「何しているんだ」

まあ、私は世界遺産のピトンほど良きものじゃござんせんが、
きっと、いつも誰かに見られているのだろう。

セントルシアの観光客は大半が白人。
東洋人は日本人か台湾人それも少数。

これからは、繁華街を歩く芸能人のように
見られていることを意識して歩くことにしよう。

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