閉じる

Malo!(サモア語でこんにちは)

JICA海外協力隊2024年度3次隊、太平洋の島国・サモアの中高等学校に、PCインストラクターとして派遣中のサモのんです。

今日は、私がサモアで過ごした、一生忘れられない誕生日についてお話ししたいと思います。

↓下の写真は、私の配属先の中高等学校の校舎と生徒達です。

閉じる

4月23日にサモアに到着してから、20日間はホテルで生活しサモア語の授業を受け、その後配属先から徒歩2分のアパートに引っ越し、活動をスタート。初出勤日は私の誕生日でした！

大きなファレ（サモア独特の壁の無い東屋のような建物）での全校朝会。私が登場すると、『レイ』という、プルメリアなどの生花で出来た首飾りを掛けられました。

サモアでは、ゲストを温かく迎え入れる為に使われます。

この日の為に一生懸命覚えた拙いサモア語で自己紹介しました。

今日が誕生日だと告げると、全校生徒450人がサモア語でHappy Birthdayを歌ってくれました！！

皆歌が上手で、泣きそうになりました。

↓下の写真は、右側が校長先生、左側が私です。

閉じる

その後も職員室で、大きなケーキとご馳走を用意してくれていて、皆誕生日をお祝いしてくれました。

この日のことは一生忘れません。

↓余ることなく皆食べきった大量のご馳走。日本なら残りそうな量です。

　

帰宅してから、大家さんに『今日が誕生日だ』と言うと、『ディナーに行こう！』と言われました。

私の職場の学校に通っている、大家さんの15歳の娘さんも一緒に車に乗りました。

すごい素敵なレストランだ！と思っていましたが、ずっと続く誰かのスピーチ…

何時間も経って気付いたのは、私のお祝いをする為にレストランに連れてきてくれた訳ではなく、大家さんの従兄弟の65歳の誕生日パーティーだったのです！！

下の写真は、左側が大家さん、右側が大家さんの娘さんです。

皆で一緒にシバというサモアの伝統ダンスを踊りました。お寿司が食べれて嬉しかったです！！

　

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　

◆今私が任されていること◆

① 使われていない古いパソコン４０台ほどの点検・修理

② 7/3のInternational Dayに向けて、生徒に日本の国歌・ダンス・料理を教える

③ 3ターム目（7/21～）よりPCのクラスを担当

①については、パソコンを分解したら、
中には酷い埃と蜘蛛の巣だけでなく、虫の死骸、卵などが沢山ありました。
作業している旧PC室にはネズミがいて怖いです。PCインストラクター隊員というか、清掃隊員…泣
落書きも沢山あってパソコン達が可哀想になります。まずは、物を大事に使おうねと生徒に伝えたい。

↓下記写真は、パソコン分解の図。掃除して汚さ的にマシな写真です。

②については、私の学校の職場にはフィジー人の先生が2人、トンガ人の先生が2人、ガーナ人の先生が1人、そして日本人の私が1人いて、全校生徒が４グループに分かれ各国の文化を学び、7/3のInternartional Dayで発表します。６月前半までは週に１時間、６月後半は毎日１時間練習の時間があります。

皆でソーラン節の練習をしています！どっこいしょ！とか掛け声のところで盛り上がります笑　International Dayが終わったら、生徒達も私も痩せてしまいそうです。結構良い運動になります。

その他、私が普段いる旧PC室に遊びに来てくれた生徒達に、日本語を教える授業などをしています。

日本から持ってきた、本来幼稚園児用の文字かるたが大活躍です！赤字でローマ字読みを書き、カルタのように遊びながら楽しく日本語を覚えられます。

日本語教育隊員でなくても、教育に関わる全ての隊員にお勧めしたいです。日本語に興味のある子どもはとても多いからです！！

　

これから上手くいかないこともあるだろうけど、折角いただいた機会を大事にし、2年間後悔ないよう頑張りたいと思います！！下の写真は職場の中高等学校の生徒達です。

Manuia le aso!(良い1日を)