JICA海外協力隊の世界日記

セネガル便り

セネガルの結婚式

こんにちは

セネガルのティエスという町の教員養成校で活動している、下山美智代です。

今回は、セネガルの結婚式について紹介したいと思います!

少し前になりますが、セネガル人の友人の結婚式にお呼ばれしました。

彼らはセネガルでは珍しく、セネガルの伝統的な結婚式と、ヨーロッパ的な結婚式の二つをとり行うとのことで、どちらも楽しみに参加させてもらいました!

まず、初日の夜は花嫁さんの実家に、モスクに行ってお祈りを終えた新郎がやってきます。彼が来るまで、新婦の実家では寝室を飾りつけて家族や友人など大勢で新郎を待ちます。

素敵な衣装と歌とダンスで、新郎を迎え入れ、しばらくお祝いムードが続きます。

新婦は白いドレス、新郎はセネガルの伝統的な衣装を纏っていました。

一緒にご飯を食べた後は、屋上では男性たちのコーランの暗唱が始まり、その後は女性たちの時間。

集まった多くの女性たちが、ダンスや歌を歌って盛り上げる役割の人へ花嫁へのお祝いのお金を渡していました。そして、これが日をまたいで続きます。

翌日はヨーロッパらしい広いお庭を飾っての結婚式。

20時からと言われましたが、始まったのは22時でした。

この日もご馳走を食べて、ダンスと歌とで大盛り上がり!

新郎新婦をはじめ、出席者たちと幸せいっぱいの夜を過ごしました。

ちなみに、セネガルでは一夫多妻制が一般的ですが、結婚届を提出する際には、一夫多妻制か一夫一妻制にするかどちらかにサインをするそうです。

私の周りでは、一夫一妻制にサインをした男性はいないようですが、、。

また、新婦は嫁入り道具として家具や調理道具を買っていくというのがセネガルでの決まりのようです。昔の日本の伝統と似ているところもあるのが面白いですよね。

この記事で少しでもセネガルのことを知っていただけたら幸いです!

2022年2次隊 小学校教育 ティエス教員養成校配属 下山美智代

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