2025/08/28 Thu
活動
ソロモンにおけるリハビリテーションの現状と理学療法士として現地に貢献できる事


こんにちは。
私は現在ソロモンの首都ホニアラにあるソロモン国立中央病院(National Referral Hospital:以下NRHと記載)で理学療法士として活動しています。
今回はソロモンにおけるリハビリテーションの現状や私達ボランティアが現地の医療に貢献出来る事について後述したいと思います。
NRHでは、糖尿病に起因する下肢の切断や脳血管障害、不慮の事故による脊髄損傷、マラリア後脳症等、様々な疾患を発症・受傷している患者に対してリハビリテーションを提供しています。
配属先のNRHには現在4名の理学療法士が在籍しており、入院及び外来患者の診療を行っています。
しかしながら、現在NRHには作業療法士及び言語聴覚士が在籍していない為、私達理学療法士が一部作業療法や言語聴覚療法の領域を担当している現状です。


首都ホニアラ以外の州からも多数の患者が紹介及び搬送されており、リハビリテーションを含む各種治療を入院及び外来患者に提供しています。
活動に関しては、主に入院患者の治療に従事する事が多い状況です。
活動言語については主に現地語であるピジン語を使用しており、医師や他国から派遣されている海外ボランティアの方とは英語を使用しコミュニケーションを取っています。また各州や地域に言語が存在しており(各地域での固有言語は80以上にも及ぶとされています)、必要に応じて家族や付き添いの方に通訳をして頂きながら診療に当たる事もあります。
配属先以外の活動としては、国内サッカーリーグ(S-League)の1チームに理学療法士として週末帯同し、選手のケアやテーピング対応、試合中のグラウンドにおける各種対応(外傷等発生時)を行っています。
前述の通り、ソロモンにおける理学療法士の人数は依然不足しており、医療現場以外においてもニーズが高い状況です。
一理学療法士として医療現場で活動すると伴に、派遣期間中ニーズの高いスポーツ現場においても貢献出来ればと考えています。
最後までブログを読んで頂きありがとうございました。
今後も様々な活動に従事し、皆さんに状況を報告出来ればと思います。
(2024年度3次隊 理学療法士 前田 昂志)
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