JICA海外協力隊の世界日記

ソロモン便り

ソロモン諸島で出会える野生動物

皆さんこんにちは。

今回は、ソロモン諸島で出会える野生動物について紹介していきたいと思います。ソロモン諸島には、ウエスタン州を中心に保全地域(Conservation Area)が存在します。また、首都ホニアラからボートでアクセスできるサボ島でも、野生動物を観察することができます。今回は、その中で特に印象に残った3種類の動物をご紹介します。

まず始めに、サボ島で出会えた動物、「イルカ」と「メガポッド(和名:メラネシアツカツクリ)」についてご紹介します。

首都ホニアラからボートでサボ島の周囲を航行していると、高確率でイルカの群れに遭遇することができます。人間に慣れているためか、ボートのすぐ近くでジャンプしながら泳ぐ姿を間近で見ることができます。

一方で、メガポッドに関しては見ることが難しく、私は何度か訪問してようやく出会うことができました。メガポッドは火山島や海岸部などに生息しており、親鳥が自ら卵を温めないことで知られています。砂場を深く掘って卵を産み落とし、地熱などを利用して孵化させる珍しい鳥です。メガポッド自体はそこまで大きくない鳥ですが、体格に反してニワトリの卵よりひと回り大き目の卵を産むことでも有名です。首都ホニアラ近郊でも、このように貴重な野生動物に出会うことができます。

前述した通り、ウエスタン州には複数の保全地域が存在し、そこでは数種類のウミガメの保護活動が行われています。その中から、現存する世界最大のウミガメ「オサガメ(Leatherback turtle)」を最後に紹介していきます。

ウエスタン州・レンドバ島のバニアタ村にあるオサガメの保全地域では、ソロモン諸島の雨季にあたる11月から3月頃(特に12月〜2月が最盛期)、オサガメの産卵を見ることができます。私は昨年の12月に同地域を訪れましたが、産卵中のオサガメの親個体だけでなく、孵化直後の幼体(ハッチング)まで観察することができました。親個体は想像を絶する大きさであり、産卵後懸命に海へ戻る姿はとても感動的でした。

このように、ソロモン諸島ではオサガメやメガポッドのほかにも、地域によっては世界最大級のイリエワニなど、数多くの野生動物に出会えます。

今後も現地での活動に励みながら、長期休暇を利用してソロモン諸島の魅力を体感し、魅力を発信していきたいと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

2024年度3次隊 前田 昂志

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