JICA海外協力隊の世界日記

ソロモン便り

ソロモン男子隊員「二郎会」の報告

今回はソロモン男子隊員が昨年より四半期に1度開催している「二郎会」の紹介をさせていただきます。

なんの「二郎」かと言いますと、写真からも分かる通り「ラーメン二郎」になります!

現在、ソロモン男子隊員は6名おり、先日JICA職員の方々も交えて、本会を開催しました。

参加者全員が各々の担当における準備を全うして、当日を迎えます。

担当は、麺、スープ、カエシ、ヤサイ、チャーシュー、味玉、ニンニク、アブラがあり、及第点のクオリティを出すには麺担当が一番難しいとされています。

なお、ニンニク担当は1人1房の分量を刻むため、常に腱鞘炎の恐れと闘いながら、今回は10房ほどみじん切りにしました。

当然ながら、臭いもすごいことになりますし、皆から敬遠されがちです。

ここまで、ラーメン作りに凝っていると少しおかしな集団に思えるかもしれません。

しかし、休日により美味しいラーメン二郎を一から作って食べ、日本を思い出すことは、心身ともに素晴らしいリフレッシュの機会となっております。


また、ソロモンでは日本と同じような食材が簡単に入手できるわけではありません。

例えば、バスを乗り継いでもやしやキャベツを調達し行っても、在庫がないことが往々にして起こります。

農業系NGOで活動する私でさえも、なかなか調達できないものもあります。

こうした環境下で、「あるもので何とかする」、「ないならば自分たちでやれるところまでベストを尽くす」。

こうしたマインドセットは、大洋州各国の中でも特に開発が遅れているソロモンで活動していくには、不可欠な点であると感じています。

ただのラーメン作りから少し真面目な話に転換しましたが、「二郎会」は、隊員間での近況報告や活動に関する相談をするなどの情報収集の場としてもとても有意義に思います。

また、ときに男同士だからこそ話せる、いわゆる「男子会」の側面もあり、隊員間の関わりをさらに強め、より良い活動の一助となっていると感じています。

今年も残りわずかとなりました。

もうすぐ私の任期も折り返しの時期なってきますので、しっかりと食べて(食べ過ぎず)、健康に安全に、より充実した活動を行えるように頑張ろうと思います。

以上、ソロモン隊員男子の休日をご紹介しました!

(3枚目の写真は、種まき直後の野菜です)

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