2025/01/12 Sun
ソロモンの日常風景・ストリートフードとやさしさと誕生日ケーキ
ソロモンのストリートフードの一つはフィッシュアンドチップスです。
ソロモン諸島は昔、イギリスの植民地であったため、イギリスを代表する料理であるフィッシュアンドチップスが、ソロモン諸島でも食べられています。
ソロモン諸島のフィッシュアンドチップスは、イギリスのとは少し違い、チップスはじゃがいもではなく、さつまいもかキャッサバが使われていることが多いです。
魚はカツオやキハダマグロが使われていることが多いですが、地方に行くとタイなど他の魚が使われていることもあります。
フィッシュアンドチップスは販売者それぞれの作り方があるので、お気に入りのお店を探すのも楽しみのひとつです。
ソロモンには目上の人を敬う文化があり、また、を辛抱強く「待てる」人が多いです。
誰かと話をするときは、経緯を一から十まで、全て話します。
私は、相手の言いたいことが分かっている時、特に話している相手が自分の両親だと、「分かった、分かった」と話を途中で遮ってしまうことが多いですが、ソロモン人は相手の話を最後まで聞いている姿を目にします。
確かに、ソロモンは時間に厳格な国ではなく、反面、日本は時短が好まれる国なので、全ての状況において可能なわけではないですが、そんな時、たとえ両親であっても、相手の話を最後までしっかりと聞くように気をつけなければ、と自分の態度を改めさせられます。
ソロモンのスーパーマーケットの「バルクショップ」では、毎日カラフルなケーキが売られています。
これらのケーキは、バタークリームが塗られたバターケーキです。
ケーキはショーケースに入れられていますが、ショーケースの中は冷蔵ではなく常温、また、スーパーの店内も冷房が効いていません。
ですが、常温で一日中置かれているにもかかわらず、夜に食べてもおいしいままなのです。
こちらの写真は、知り合いの誕生日ケーキです。
当日その場でお願いしても、メッセージを書いてくれます。
みなさん、気が付きましたか?
ケーキの名前は一回修正して、そのまま上から書いています。なんともソロモンらしいなぁと思いました。
みんなで分けて食べるときに、主役よりも私に切り分けられたケーキのほうが大きく、ソロモン人の優しさを感じました。
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