2026/06/02 Tue
#11 南アフリカ・シロアム小学校での挑戦 ~ 算数と文化で架ける虹の橋~

皆さん、こんにちは。私は現在、2025年度2次隊として、南アフリカ北東部に位置するリンポポ州のシロアム小学校で活動しています。前回の世界日記では、日本と南アフリカの小学校における文化や環境の違いについてお届けしました。今回は、私が日々どのような想いで、どのような活動に取り組んでいるのか、ご紹介したいと思います。
①算数の楽しさを伝える
私の活動の主な目的の一つは、任地の小学校における算数教育のサポートです。赴任当初は5年生の各クラスに入り、基礎的な計算方法を教えたり、担任の先生の授業補助を行ったりすることからスタートしました。しかし、活動を続ける中で見えてきたのは、「一クラスの人数が非常に多い」という現地の教育現場が抱える課題でした。どうしても一人ひとりに目が届きにくい状況があるため、算数に対して苦手意識を持っている子どもたちを対象とした「少人数授業」を行うこともあります。最初は「言葉や文化の壁がある中で、上手く教えられるだろうか」という不安もありましたが、今では子どもたちとの距離も縮まり、毎日笑顔が絶えない授業を行っています。指導の際に大切にしているのは、小さな「できた!!」という成功体験を積み重ねることです。私の授業を通じて、算数を「難しいもの」ではなく「楽しいもの」だと感じてくれる子どもたちが一人でも増えることを願っています。
②工夫を凝らす教材作成
算数の授業がない空き時間は、専用の事務室で準備作業にあたっています。主な内容は、日々の授業で使用するプリントや教材、パワーポイントのスライドなどを作成しています。また、視覚的に算数を学べるよう、教室に掲示する学習ポスターなどの制作も行っています。南アフリカでは、日本で簡単に手に入るような材料や道具が揃わないことも少なくありません。しかし、その「不自由さ」を逆手に取り、身近にあるものを活用しながら、どうすれば子どもたちが直感的に算数の概念を理解できるか、日々試行錯誤と工夫を重ねています。
③先生方への通信「Rainbow Bridge」
子どもたちへの指導だけでなく、現地の先生方に向けた定期的な通信の発行も行っています。この通信では、日本の小学校の様子や文化などを紹介しています。通信のタイトルは「Rainbow Bridge」です。南アフリカの先生方に日本のことを知ってもらい、少しでも興味を持ってほしいという願いを込めました。この活動が、文字通り日本と南アフリカの「架け橋」になることを期待して、これからも発行を続けていきたいと考えています。
まだまだ赴任したばかりで、活動内容は限られていますが、これからも先生方や子どもたちに寄り添いながら、新しい活動にも積極的に挑戦していきたいと考えています。大好きなシロアム小学校が、より一層素晴らしい学びの場となるよう私にできることを一つずつ積み上げていきたいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました(Ndo livhuwa)。

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