2024/12/18 Wed
イベント 活動 環境教育
国際ボランティアデイ~みんなでゴミ拾い~
初めまして!こんにちは。
クルネーガラ県ビンギリヤで環境教育隊員として活動中の岸です。
普段は町役場で、ポイ捨てやゴミ分別に関する啓発活動などの活動をしています。
12月5日は国際ボランティアデイ!
それに先立ち、スリランカでは11月23日にイベントが開催されました。
今年のテーマは、“Clean & Green Environment for better tomorrow” 、会場はKaradiyanaのゴミ廃棄場に併設された施設。
私たちJICAボランティアの他、KOICAボランティア、UNボランティア、環境クラブに所属する地元の小学生など、総勢100名超の多国籍なメンバーが集まり、1日を通して環境に関する様々なアクティビティを実施しました。
開会後、まずは気候変動や環境問題に関するレクチャーを受けました。その後、グループに分かれゴミ廃棄場周辺のゴミ拾いを実施。年齢も国籍もバラバラのメンバーと一緒に、あれこれ話しながらゴミを集めます。
大量の瓶、段ボール、食べ残し・・・
ゴミに意識を向けながら道を歩くと、落ちているゴミの多さや種類の多様さに驚かされます。
午後はJICAボランティアが企画したプログラムを実施しました。まずは全員でじゃんけん列車。
列が長くなるごとに、じゃんけんは白熱し大盛り上がりです。
続いて、ゴミの分解年数を当てるゲームを行いました。
グループごとに、各種類のゴミが分解するまでの時間を考え、順番に並び替えます。
こちらも、正解を発表する度に大歓声が上がりました。午前中に、道にあるゴミを実際に見て拾ったばかり。
このゴミたちがどれだけ長い期間環境を汚し続けるのが、実感するきっかけになっていたら嬉しいです。
多国籍なメンバーとアクティビティができるのは、ボランティアデイならではです。
シンハラ語、英語、日本語、韓国語など、さまざまな言語が飛び交う光景も新鮮でした。
スリランカの環境・ゴミ問題について、知って感じて考えるきっかけになるイベントでした。また、スリランカで生活する様々な国のボランティア、学生と交流することができ、日々の楽しみや悩みも共有することができました。
今後もボランティア同士連携しながら、活動を進めていきたいと思います!
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