JICA海外協力隊の世界日記

スリランカ便り

スリランカの天気予報士【ウサノーナ】

こんにちは。ウサノーナです。

さて、今日はライフハック【突然の雨にどう対応するか】をご紹介します。

やっと来た乾季のはずなのに、ラトナプラは今日、夕方から土砂降りです。

1年半も任地にいると、匂いでわかるようになってきました。

日本でも梅雨時期に感じるあの匂いでもあるのですが、さらに最近はもう一段階前のにおいも感じ取れるように…どんな能力を身につけているのやら。

ちなみに…スリランカの人たちはほぼ全員天気予報士です。

雲の動きを見て、何時頃に雨が降るか大体の予測を立てることができます。

そう考えると、匂いでわかるようになったとてまだまだ精進が足りないなと思ってしまいます。

そういうわけで、スリランカに来たばかりの人でも、土砂降りの雨を察知できる能力を伝授したいと思います。

さて、では本題へ。

突然の雨にどう対応するか、とてもシンプルで簡単です。

道端を歩いている時、犬に注目してみてください。

彼らは、そそくさと濡れない場所取りを始めます(大体雨の降る10分前)。

そして、雨が止みそうだとわかれば、まだ小雨が降っていようが、てちてちとまたどこかへと去っていきます(大体雨がやむ5分前)。

ね、とてもシンプルで簡単でしょう?

余談ですが、ラトナプラは本当に雨の街です。

住んでいる家の大家さんが誰かと電話しているときの会話で、

大家「そっちはどうよ?え?ラトナプラ?あー毎日24時間雨よ、雨 笑」

と現地の人が自虐的ジョークを言うくらい雨です。

こんな逸話もあります。

スリランカでもラトナプラだけとても雨が降る理由…それは…

土地を管轄する神様たちが、どこの地域がいつ雨季なのか、乾季なのか決める会議にラトナプラ担当が遅れてきたからだとか…笑

まるで、日本の十二支会議に遅れてきたから猫がいない十二支にいない理由のようですよね 笑

くれぐれもラトナプラに来るときは傘をお忘れなきよう…!現地民もみんな傘命ですほんとに。

というわけで、今日もウキウキ(雨季雨季)な一日でした。

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