JICA海外協力隊の世界日記

スリランカ便り

環境保全プログラム~OISCAコラボ~【環境便り】

こんにちは!環境教育隊員の岸です。
2025年に入り、環境教育関連イベントが各地で目白押しでした。

その中の1つ、1月に実施したOISCAとのコラボイベントについて紹介します。
普段は各任地に散らばっている環境教育隊員5名が集まり、一緒にイベントを実施しました。

◎OISCAとは?
アジア太平洋地域の発展途上国において、農村開発、人材育成、環境保全を推進する国際協力NGO。本部は日本にあり、日本に研修に行ったことがあるスリランカ人スタッフも多い組織です。今回はOISCAと環境教育隊員がコラボし、小中学生向けの環境保全プログラムを実施しました。

◎プログラム内容
【ネイチャーゲーム】
アイスブレイクも兼ねて、動物当てっこゲーム。1人の生徒の背中に、動物の写真を装着。その生徒は何の動物が付いているか、見ることができません。答えを知っている残りの生徒たちと協力して、どの動物が付いているかを当てるゲームです。

「どんないろ?」「緑!」 、「何食べる?」「虫とかかなあ・・?」 、「どんな鳴き声」「ぐわぐわ!」
など、コミュニケーションを取り、答えを導き出します。

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最初の答えはカエル!みんな上手に情報や鳴き声を伝え、正解を導き出していました。

【ゴミ分解年数ゲーム】
ゴミ問題についてレクチャーをした後、グループに分かれてゴミ分解年数ゲーム。
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それぞれのゴミが分解するまでに、どのくらいの時間がかかるかを考え、分解するまでの時間が短い順に並べ替えます。

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正解は、果物→新聞→綿シャツ→缶→ペットボトル→歯ブラシ→瓶の順。
正解発表では、実際に分解までどのくらいかかるかも発表します。

缶の分解年数は、1~2年かな?と答える生徒がほとんどでしたが、正解は200年。驚きの声が上がっていました。

【植林】
最後は、みんなで自然豊かな河原に移動し、植林をしました。まずは木を植える場所を準備します。

草をかき分けると、誰かがポイ捨てしたであろうさまざまなゴミがどんどんでてきます。


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ゴミを拾い、きれいにしてから各々木を植えました。

画像6.png


コラボレーションすることで、普段より多様なコンテンツを盛り込め、盛りだくさんのプログラムでした。

参加した子供たちが環境保護・環境問題に関して何かを感じて、考えるきっかけとなっていたら嬉しいです。

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