JICA海外協力隊の世界日記

スリランカ便り

たまには活動について書いてみる【ウサノーナ】

こんにちは。ウサノーナです。

今日はたまには真面目に自身の活動について書いてみようと思います。

協力隊の活動は

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こんな感じで表されることが多いのですが(引用元)、私の場合は50%の横一辺倒な気がします。

活動に関しての上がり下がりもありますが、生活の気分の上がり下がりもあるので、結局のところ、両者合わせると50%の気分をキープしています。

さて、では最近の私は何をしているかというと…

日本人の私だから教えられることを伝えるようにしています。

残りの任期もあと半年を切ってきて、改めて自身の活動を見直したときに、

やっぱり将来を作っていく世代に将来のことを語れるきっかけを与えることは大事だと思ったからです。

そんな大仰なことを言って、一体お前に何ができるんだ、という声もあると思います。

というわけで、スリランカになくて、日本にある、デザインに関するものを考えてみました。

そして行き着いた答えが…キャラクタービジネス

とはいえ、これ、スリランカだけでなく、多くの国であまり取り入れられていません。

日本を始めとする東アジア特有の文化なのかもしれません。

スリランカもキャラクターはほぼいません。イラストなども実写的なものが多く、ご当地キャラなんてものも存在しない。

そして、多くのイラストが…象!!!いや、いいのですが…笑

まれに孔雀や亀もいますが、ほとんど、土産物は象ばかりです。でもスリランカにはもっと他の魅力もあることを私も学生も知っています。

というわけで、最近よくやっているのが、

スリランカご当地キャラ作り。あとは、ご当地紹介ポスター制作。

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聞けば色々とガイドブックには載っていないような特産物や、場所が出るわ出るわで。上の写真はヌワラエリヤの有名なものを書き出してくれています。

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イケイケにーちゃんのキャラができたり (頭の葉っぱの部分が特産物で有名なのだとか)

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ロータス・タワーをキャラに落とし込んでみたり

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やっぱり象なんかーい!と突っ込むと、「これはピンナワラのゾウの孤児園の象だから、ちゃんと水浴びさせるよ!」

きちんとピンナワラのゾウの孤児園のウリの水浴びを絵に取り入れていたり…

今は案の段階で手書きですが、今後これをPCに落とし込んでいく予定です。帰国までに形にして、お披露目したいなぁ…。

スリランカ愛(自国愛)を育むことと、新たなビジネスの可能性を知ること・体験することができて

とても良い活動ではないかなと私は感じます(交通の便が悪すぎて誰も活動見学やら視察にこないので自画自賛してすみません笑)。

スリランカの子どもたちに圧倒的に足りてないと思うのが、カルパナーカラナワ(考える)力です。

でも実際にコロンボでイケイケに仕事をしている人たちは、指示待ちで仕事しているのではなく、自分で仕事を考えられる人・仕事を見つけられる人たちです。

この活動では、みんな考えることは苦手…と言いながらも、無意識に楽しく考えていてくれたので、私的にはとても満足。

授業はじめに毎回本時のねらいを言うようにしているのですが、ねらいをきちっと掴んでくれた感がします。

将来彼らが仕事をするようになって、求められる人財になってほしいので、ちょっとでも周りが知らないノウハウをキヤラデナワ(伝える)して、

残りの任期を悔いなく過ごしたいと思います。

では今日はこのあたりで。

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