JICA海外協力隊の世界日記

スリランカ便り

入学式【ウサノーナ】

こんにちは、ウサノーナです。

私の学校ではこの月曜から新学年が始まりました。

昨年度は入学式に校長も教頭も不在というカオスな状況だったのですが、

今年は幸い教頭がいて、学生にとっていい形の入学式になったのではないかと思います。

ちなみにどうして校長も教頭も不在なんてことになるかと言うと、校長も教頭も他校と掛け持ちしているからなのですね。

スリランカあるあるです。仕事の掛け持ち、結構多いです。

一般の先生たちも、個人塾を経営していたり、オンラインで別の仕事をしていたりします。

話が逸れました。入学式に話を戻しましょう。

流れはこんな感じ

教頭の話(とても長い)、講師紹介

教務主任の話 NVQ について

生徒指導の先生より 学校生活、始業時間について、校則、服装について

事務長の話 手続きの話、定期券の話、奨学金の話、銀行の話


制服の仕立てはトータルで1500rsくらいらしいです。

生徒指導の先生の話で面白かったのは

鳥のトサカみたいな髪型をしちゃいけないという説明。

ただ、確かにスリランカの若い子たち、男女問わず髪を盛るのが好きなので(特に男子)この説明は変な例えだけどもかなり大事です 笑

あとは、生徒指導の先生が言っていた、

「私たちはあなたたちを仕事場に送る。だから、どこの学校出身?と悪い意味で言われないよう、マナーを身につけなさい。」

という言葉が、やっぱり日本の工業高校に近いなぁと思いつつ、やはり初めにこうしてしっかり兜の緒を締めるのは学生にとっても学校にとってもいいよね、と感じました。

ちなみに、前年度入学した学生は校長も教頭も不在で、入学式やありがたいお話など何もないままに1年を終えましたが、案の定少し緩んだ学年となってしまっています。

今年度は教員がより団結して、いい人作りをしていけたらいいなと思います。

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