JICA海外協力隊の世界日記

スリランカ便り

アクセント(発音)の違い【ウサノーナ】

こんにちは。ウサノーナです。

今日は私たち隊員と現地の人たちの言葉のニュアンスの違いについてご紹介します。

最近私はなぜだか片道3時間先の学校に週2、教えに行っています。

ひっっさしぶりに、スリランカに来たときくらいのコミュニケーションのずれを感じて(言語が通じてないわけではない)

ナショナルスタッフというJICA 事務所で私たちのサポートをしてくれているありがたいスリランカ人ジジに相談してみると

「英語で話してみな。」と。。

どえぇー!です!ちょっとショックでもありました。元々文法ミスなどは多いので、言語の問題なのかぁ…と思いながら、

「言語の問題なら勉強してなんとかしたいから、改善点を教えて」と聞きました。

すると…電話越しだったのですが、言いにくそうに

「そのぉ…君の場合アクセントが、ね、ちょっとキツいんだよ。や!僕たちは君のアクセントが悪気ないのも知ってるし、理解できるんだけどね!!」と。

というわけで、そのエピソードをいつものごとく商店じじにも聞いてみます。

すると

「そんなことないよ。誰がそんなこと言ってんだ?そいつの言ってることの意味がわからん」とのこと。

というわけで考えてみました。で、思い当たるフシは2つ。

1つ目

シンハラ語は日本語みたく、ハイコンテクスト言語であること。

特に学校の先生や、立場が高い人になると余計にその傾向があります。

いわゆる本音と建前ですね。言葉以外の表現に頼るコミュニケーション方法やら、間を読まないといけないのはスリランカ上層部(省庁、学校などで働いている人たち)との会話では特に多いです。

で、かく言う私はというと、日本にいた頃もそうでしたが、このハイコンテクストがかなり苦手なんですよね。。というわけで理由の1つに上げました。

とはいえ、先生みんながみんなそうではありません。ラトナプラの自動車学科の先生は歯に衣着せぬ物言いなので、私は馬が合います 笑

2つ目

私が大阪出身であること。笑 こう言うと全大阪の人を敵に回してしまうので訂正すると、どうやら自分では自覚がないのですが、かなり大阪弁がキツいらしいです。

スリランカでも他の隊員の家に泊まったりするときに、泊まり先の大家さんと話したりするとスリランカ人みたいなアクセントと言われたりしてちょっと嬉しかったのですが、うーん、どっちが原因なんだろうなぁ。。

ちなみに、スリランカ内でも方言はあります。そんなに詳しくないですが

クルネーガラだと べー(ダメと言う意味)は バー と言います 笑

ラトナプラだと、 ネェ(ないという意味)は ネヘェ と言います 笑

というわけで、今日はアクセント(発音)について紹介しました。

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