JICA海外協力隊の世界日記

スリランカ便り

シリーズ商店じじ~働き者のじじ【ウサノーナ】

こんにちは、ウサノーナです。

さて、相変わらずいつもの如く、商店じじと食っちゃべっていたときのこと

学校の食堂の話に。

以前も紹介しましたが、今の食堂はこの1月からスタートしたばかり…なのですが、学生からも大人からも評判がよくない。

「前のおばちゃんが良かったけど、入札で負けちゃったらしいんだよねぇ…」と話をすると

「ああいうのは1年ごとの更新にしたらあかん。5年とかそれくらい継続できるようにしやんと。」と。

てっきり1年で仕事がなくなるからかと思いましたが、それだけではないと。
機材なんかもみんな持ち込んだり準備してやるものだから、1年で入札負けしてしまうなら、その投資分の回収ができない、と。

ごもっともです。

「俺も昔は食堂もやってたんよなぁ。けどそういうのが面倒だった」と。

う、うぇええぇえ???です 笑

というわけで、以下私とじじのやり取りをお楽しみください (決してまとめるのが面倒になったわけではないですよ!ほんとに!笑)


私「え?じじ、この商店してたんじゃないの?」

じじ「商店しながら食堂もやってた」

私「は!?どうやって?っていうかどこで??」

じじ「お前んところじゃねーぞ。あそこは学生も少ないから儲からん。この近所にでかい学校あるじゃろ、あそこ。」

私「けど商店しながらだよね!?どうやって??」

じじ「家で作って学校に持っていって販売するだけ。500人くらい学生いるからのー。」

私「何作ってたの??」

じじ「ショートイーツ(お茶と一緒に食べる軽食)も作ったし、ご飯とかもつくったのー。大体6種類くらいは作ってたなぁ。」

私「すごーー!いつやってたの?」

じじ「もうずいぶん前かなぁ…最後にやったのは2016年かなぁ…1998年から数年やってー、、、あとはー、、、」


とのことらしいです。

最近もまたやらないかと声を掛けられたらしいですが、

「今は娘息子も大きくなって、お金もそんな入り用がないし、入札やらで毎年やれるかもわからんから、やーらない ♪」だそうです 笑

じじ、パワフルすぎるだろ…と改めて感じた今日このごろです。

入札システムについては確かに、1年毎ではなく、もう少し融通の利く形にしてくれたらいいのになぁと私も感じました。

ではまた。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ