2025/08/18 Mon
SPOGOMI スポゴミ 環境教育
【SPOGOMI】Vol.6 ゴミを集めたら、タダで日本に行ける!? ~ゴミ拾いがスポーツになる、その本当の魅力とは~ SPOGOMI WORLD CUP スリランカ決勝大会


こんにちは。
JICA海外協力隊としてスリランカのキャンディ市で活動しているTaroです。
全5回でお届けしてきた「SPOGOMI」シリーズもついに最終回です。
シリーズを読んでくださった方、ありがとうございます。
まだの方は、ぜひ下記URLからチェックしてください。
https://world-diary.jica.go.jp/JICA_Srilanka/cat4038/spogomi/
決戦の地、コロンボへ
全国各州で行われた予選会には111チーム、計333人が参加。
その中から選ばれた24チーム(72名)が、コロンボ・マウントラビニアに集結した。
優勝チームには、日本財団提供の日本行き航空券と、世界大会への出場権。
日本行きが懸かり、会場は開始前から熱気に包まれていた。
SPOGOMIは「走ってはいけない」スポーツ
スタートの合図とともに、各チームは街へ。
近くのゴミを素早く拾うチーム、大量ポイントを狙って遠くまで歩くチーム、隠れたゴミを探すチーム——戦略はさまざま。
SPOGOMIにはユニークなルールがある。その一つが「走ってはいけない」。
安全のためだが、それほどまでに熱中させるゴミ拾いが他にあるだろうか?
私たちJICAボランティアは、予選から本大会まで安全と公平性を担保する審判を担った。
分別で身に着く環境知識
ゴミ集めの後は、分別タイム。
スリランカは、①プラスチック ②ドリンクパック ③ポリエチレン ④たばこ ⑤カン・ビンの5種類に分けた。
たばこは軽量でも環境への悪影響が大きく、最も高得点。
次いで、プラスチックは分解に450年かかり、マイクロプラスチック問題の要因にもなるため得点が高い。
参加者は仲間と相談しながらゴミの種類を見極める。
能動的に環境知識を身につけられるのもSPOGOMIの魅力の1つだ。
本当の勝者は誰か?
表彰式では駐スリランカ日本大使夫妻も出席。
全参加者に賞状が手渡され、日本行きへの期待が高まる。
そして式の中でNishshanka代表が放った一言は、強烈に私の胸を打った。
「今日の勝者は、ここにいる全員だ」
年齢も性別も出身も違う人々が、地域をきれいにした事実は揺るがない。
だから、皆が勝者。
日本行きチケットを手にしたチームの喜びの笑顔。
その背中を笑顔で見送り、拍手を送る他チームの姿。
この光景こそ、SPOGOMIの本当の魅力では無いだろうか。
大会結果
• 決勝戦:1時間で553kgのゴミを収集(全予選を通して、過去最大)
• 全予選+決勝:延べ135チーム・405人が参加、総収集量1,675kg
母国を綺麗にすべく立ち上がった全ての人に尊敬の念と感謝の心を。
そして環境を愛する仲間と出会えたことにー
බොහෝම ස්තුතියි! (どうもありがとう!)
Organized by Zero Plastic Movement
Photo by Zero Plastic Movement
Yusuke Kuwana (Former JOCV in Ghana)
Yuto Kishida (Spice Up Intern)
Ami Abe (Spice Up Intern)
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