JICA海外協力隊の世界日記

スリランカ便り

【自動車整備隊員】自己紹介

スリランカに赴任して早くも終盤、このタイミングで少し余裕が出てきたので世界日記に投稿しようと思いました。これから出来るだけ記事をアップしていきたいと思います。

私は舘 雅実といい年齢は61歳です。赴任したときはまだ50代でしたがここスリランカで還暦を迎えました。

協力隊に参加することについて家族は快く承諾してくれ非常に感謝しています。現在2年間の単身赴任中です。

なぜこの年で協力隊に参加したかと言うと、20代の時に受験して不合格になり、その後結婚、子供が出来て大きくなったところで、どうしても協力隊に参加する夢を捨てきれず家族の了承を得て参加することが出来ました。

職種は自動車整備。配属先は日本で言う職業訓練校で18~24歳くらいの学生が通っています。

場所は首都コロンボからバスで南下して3時間の所にあり、海がすぐそばにありとても綺麗な所です。この町の名前はブーサと言い海沿いの田舎町といった感じです。隣にはスリランカ第3の都市で世界遺産でも有名なゴール市があり大きな買い物はそこまで行きます。

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スリランカの宗教は大きく分けて4つあり、仏教、イスラム教、ヒンドウ教、キリスト教があり国民の7割が仏教徒です。

よって人々は温厚で困っている人がいるとすぐ声をかけたり、助けたり、また物をシェアする文化が根づいているのも特徴的です。

以前私がバスの中に携帯電話を忘れて降りかけた時に乗客が急いで私のところまでもって来てくれました。

私はよくバスを使うのですが、お年寄り、妊婦、けが人、子供を抱えた母親が乗ってくると、車内が非常に混んでいても必ず席をこの人たちに席を譲ります。

これを見ているだけでも国民性が良くわかりますし、見ている方も気持ちがいいです。

舘2.jpg
ガススタンドまでもう少しの所でガス欠。乗客は楽しそうにバスを押している姿。

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