JICA海外協力隊の世界日記

スリランカ便り

勝手に日本食開発隊員【ウサノーナ】

こんにちは、ウサノーナです。

実はウサノーナ、日本食開発隊員です。ええ、自称です 笑
現地食材を使って日本食を開発することにこの2年心血を注いできました(本当の活動もしています 笑)
というわけで、今日はスリランカの食材で作れる料理をご紹介!

もち、みたらしだんご
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ポイント
パッケージごとに粉のパリパリ感(白玉粉っぽい感じ)が違うので、袋ごしに触診して当たりの米粉メーカーを探す

あとは、作るときに水ではなく、お湯で作ってあげると良いです。そして最後に茹でると完成。
(分量などは世の中の餅の作り方と同じです)

みたらしだんごのたれ、スリランカの醤油だと旨味が足りないので、キトゥル(はちみつのようなもの)を足すと本場の味になります。


おはぎ、いちご大福、どら焼き

ポイント
小豆を炊飯器で煮詰める。以上。甘くないときは砂糖ではなく、塩を足しましょう。
大福のもちは餅とり粉にコーンスターチ(片栗粉の代用)を使うと良いです。

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寿司ロール

ポイント
海苔なんてものはないので、ごまを海苔代わりにします。
中の具は、チキンソーセージとアボカド、卵。肉がだめな人にはツナ缶が良いでしょう。キンパ風にしてもよいです。

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おかき

ポイント
米粉にひとつまみの塩、そして米粉の半量の水。ちょっとポロポロしてまとまりにくいくらいがちょうどいいです。
そのまま油をひいたフライパンで適当に揚げて、出来上がったものにカレーパウダーやら塩をふりかけて完成。
粉に水を入れるまえに、乾燥エビを混ぜて作るとえびせんになります。DSC_7940.png


現地米(パサパサ)を日本米っぽく炊く

ポイント
水をほぼ倍にして炊く。炊き上がり前に蓋がパカパカするので、1分ほどパカパカしたら保温にするだけ。
パカパカのタイミングは練習あるのみです。

半合炊くときは水を0.8合まで、1合のときは1.8合まで水をいれます 笑IMG_20240902_081020.jpg


日本風カレー

ポイント
現地で売っている何故かスパイシーなマギーブイヨンと、ミックスカレーパウダー、塩を使うだけ。
とろみは小麦粉を水で溶かす。ね、簡単でしょう?


豆腐

ポイント
ひよこ豆を一晩水に浸す。翌日、水を変えて、そのままミキサーに。適当な布で濾して、ガラはおからに。液体を底から気泡が湧いてくるまで煮詰めたら容器に入れて冷やして完成。にがりなんて必要ないです。
絹っぽくするか木綿豆腐にするかは水の分量で変えられます。


もやし

ポイント
緑豆を買う。茶こしに豆を入れ、浸るくらいの容器に入れて、毎日2回水を変える。1週間くらいで食べ頃に。
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さて、いかがでしたか?画像を載せ疲れたで全部の写真はありません、すみません。やる気が出なかったです。
ちなみに、どうしてこんなに日本食を作りまくっているかというと、
日本食を安く作れることを知ってほしい&誰か日本食ショートイーツ屋(軽食屋)さんをしてほしいからです!笑

スリランカの学生などから、お金を稼ぐために日本に行きたい!とよく言われます。
でも私はスリランカでお金を稼げるようになったらもっと楽なのに、と思うんですよね。

だから、キャラクタービジネスであったり、現地食材での日本食披露をしたりしてます。
いつもいつも教えながら、披露しながら、これを始めたら、お金稼げるよ!と言っているものの…
誰か嗅覚のいい学生はいないものかと嘆かわしい今日このごろです。
大体のスリランカの人は、私がオーナーでやればいいじゃないかと言うのですが…
オーナーを私がするということは、私も売上からもらうことになるんだよ?ということがいまいち想像がつかない様子。
一体何を教えているんだと言われてしまいそうですが、素直すぎるスリランカの人たちに少しでもお商売のノウハウも伝えたいです 笑

レシピも配ったりしているので…
きっと、10年後には…誰かがジャパンショートイーツ屋さん…始めててほしいなぁ…

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