JICA海外協力隊の世界日記

タンザニア便り

#13 活動中の食事ルーティン

Hamjambo!(皆さんこんにちは!)
コミュニティ開発隊員の佐藤です。
今回は配属先での食事とそれをきっかけに始まった最近の活動についてお届けします!

いきなりですがタンザニアでは朝10時くらいに
チャイ(スワヒリ語でお茶という意味です)を飲みながら
チャパティやマンダジ(揚げパンのようなもの)など軽食を食べます。
ちなみにお茶にはシナモンやショウガなどのスパイスが入っていることも多いです。
そして飲み始める前にスプーン山盛りの砂糖を最低2杯以上は入れます。
私は砂糖を入れずに飲むことが多いですが、タンザニア人からするとどうして入れないのか気になるようで、
ほぼ毎日どうして砂糖を入れずに飲むのか聞かれます。
同僚曰く砂糖は入れれば入れるほど美味しくなるそうです。

次にお昼ご飯は14時過ぎに食べることが多いです。
同僚たちはチプシ(ポテトフライ)とミシカキ(お肉串焼き:上記写真)やチプシマヤイ(ポテトフライの卵とじ)の
出前を頼んでいることが多いです。
これらをよく頼む理由はお昼休憩の時間が設けられておらずゆっくり食べる時間がありません。
なのですぐ届いてすぐ食べ終わることができるため頼むことが多いそうです。
食べ始める前にトマトソースやピリピリ(ホットソース)や塩を
これでもかというくらい沢山かけて食べています。
(私が食べるときはピリピリだけ少しかけて食べることが多いですが少しで十分です)
またまた同僚曰くですが、ソースや塩はかければかけるほど美味しくなるそうです。

さて簡単ではありますがここまでオフィスでの食事ルーティンについて紹介してきました。
私が見ていて心配になるのはとにかく味を濃くする傾向にあることです。
ただ同僚たちも一応塩分や糖分の取り過ぎには気をつけていると言ってはいますが、
実践できているとは言いがたいのが現状です。
同僚たちとの雑談や住民たちが健康維持のために必要なことや
食事の栄養バランスについて知りたいとの声がきっかけになり
食育についてのワークショップが開催されました。
ピラミッド型の棚に油や野菜や米などを用意し、ピラミッドの上に行けば行くほど使う量を減らして
バランスのよい食事を摂ることを可視化したり、栄養士さんから毎日の生活に取り入れやすい
食事の紹介があったりしました。
この他には、区内のクリニックの医師と看護師が子どもの体重をはかったり
ママたちの育児相談にのったりととても良い会になったと思います。
食事バランスが整うことで少しでもみんなが長生きできることを心から願っていますし、
私自身も元気に活動するために健康にはこれからも気をつけていきたいと思います!

それでは今回はこの辺で
Tutaonana tena!(またお会いしましょう!)

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ