2025/08/09 Sat
イベント
#14 キリマンジャロ・マラソン!


どうも。タンザニアのモシでPC隊員として活動している松原好秀です。今回はスポーツネタを一つお届けします。私が暮らしているキリマンジャロ州では、「キリマンジャロマラソン」という大きな大会が毎年盛大に開催されています。赴任してすぐこの大会の存在を知り、これは出ないわけにはいかない!と準備を進めてきました。もともとランニングは嫌いではないし、日本ではよくハーフマラソンに出場していたので、今回もハーフにエントリーしようかと考えていましたが、せっかくの機会なのでいつか挑戦しようと思っていたフルマラソンにエントリーすることに。そして週に5回ほど、活動前に5~10キロのランニングをこなし、着々と準備を進めていきました。
エントリーシステムの落とし穴
しばらく経った頃、早めにエントリーを済ませようとウェブサイトを確認すると、なぜかフルマラソンのエントリーが終了していたのです。よーく説明を読んでみると、「定員に達したため終了」という文言が小さく書かれていました。うそん泣
締め切り日のかなり前だったのですが、こうなったらもうどうにもできません。エントリー開始のタイミングですぐに手続きしなかった自分を恨みながら、それならハーフマラソンに出るぞ!とエントリーページへ進みました。しかし、ここでもエントリー終了のお知らせがポツンと表示されているだけでした。あぁ、やっちゃったよ。またしても天を仰ぐ私。
この失敗は二度と繰り返してはいけないと心に刻みました。
出場できるのはFun Run (5km)のみ
フルとハーフがどちらもエントリーできないとわかり、少々落ち込み気味でウェブサイトを見ていると、唯一エントリーできる項目を見つけました。Fun Runという名の5キロ。もはや日頃のランニングより短いのですが、そんなことは言っていられないですよね。せっかくのマラソン大会、言うなればフェスなわけで、これはもう何が何でも参加することに意味がある、とよくわからない論理で自分を納得させてエントリーを完了しました。この日以降の朝練がどんどん少なくなっていったのはここだけの話。
迎えた大会当日は晴天
Fun Runのスタートエリアには多くの人が集まっていました。しばらくすると、大音量の音楽が流れる中、ついにスタート。くっきりはっきりと見えるキリマンジャロにテンションも爆上がりです。大渋滞で思うように進みませんが、どうってことはありません。みんなでワイワイ話しながらまるでウォーミングアップのようなジョギングで、少しずつ前に進んでいきました。むしろ、いつも通り走るとすぐに終わってしまうので、このペースは逆に良かったのかもしれませんね。
しばらく走っていると、驚いたことに給水所が出現しました。5キロでも水分補給できるなんて有難いですね。そしてそれ以上に驚いたのは、給水エリアに絶対になくてはならいアレがなかったことです。皆さんわかりましたか?そうです、ゴミ箱が置いてなかったんです。足元には大量の紙コップが捨てられていて、何とも言えない光景でした。
来年こそは…
5キロのFun Runが終わった後は、フルやハーフに出場している先輩隊員をゴールで出迎えました。いやぁ皆さんカッコよかったです。来年こそはがっつり走るぞ~!
と意気込んでいたのですが、ここへきてまさかの展開になりました。来年のキリマンジャロマラソンの日程が発表されたのですが、なんと例年の2月末ではなく3月末とのこと。
私、帰国してますやん泣
それでは、今回はこのへんで。
Tutaonana baadaye!
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