JICA海外協力隊の世界日記

タンザニア便り

#11 タンザニアの選挙前って..??

Hamjambo!(皆さんこんにちは!)
コミュニティ開発隊員の佐藤です。
さていきなりですがタンザニアでは今年10月に5年に1回行われている大統領選挙が予定されています。
私の配属先である区事務所でも選挙の準備が少しずつ始まっています。もちろん日本の選挙制度とは全然違っていて驚きの連続だったので紹介したいと思います!

タンザニアにはNIDAカードという日本で言うところのマイナンバーカードが存在しています。しかし選挙のシステムと連動していないのでこれを使って選挙で投票できるように住民たちは選挙毎に毎回登録をする必要があります。そして登録完了後即日で、投票できることを証明するカード が発行されます。ここで初めて投票権を得ることができます。
ちなみに登録に必要なものはNIDAカードのみで1人あたり30分ほどで登録が終わりカードを受け取っていました。

ただ、この登録受付期間はとても短く、今回の選挙では5月下旬の1週間だけでした。
登録期間の前週は区事務所の同僚たちと区内に住む住民たちに忘れず登録するよう呼びかけを行いました。
本記事のサムネイルはその時の様子、2枚目は実際に登録しているときの様子です。

昨年の地方選挙では、登録したカードを持っている人は投票日の1ヶ月前あたりから、住んでいるところの近くにある公共施設(主に小学校)に行き、登録した情報(氏名、性別、電話番号、署名)を台帳に記入します。記入する期間が終わり次第最後の写真のようにその台帳の写しを建物の外壁に張り出して投票する権利があることを周知していました。
今回の選挙ではまだこの段階まで進んでいないですが、おそらく行われると思います。
また後日その様子について書きたいと思います!

それでは今回はこの辺で

Tutaonana tena!(またお会いしましょう!)

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