JICA海外協力隊の世界日記

タンザニア便り

#5 Tunajifunza Kijapani!

Hamjambo!(皆さんこんにちは!)
コミュニティ開発隊員の佐藤です。
いきなりではありますが、今回のタイトル「Tunajifunza Kijapani!」は
直訳で 「私たちは日本語を学びます!」 と言う意味です。
さて今回はタンザニアで出会った日本(語)の教育について書いていきます!

先日、ドドマ大学で開催された、日本についてのワークショップに参加しました。
参加者のほとんどが日本文化や日本語に興味を持っている学生たちや、その卒業生でした。
日本語の構造の説明や、簡単な会話練習をしたり、文化体験の一つとして折り紙で箱を作ってみたりとボリューム満点の2日間でした。

スワヒリ語と日本語の発音はほとんど同じなため発音のハードルは低いですが、
日本語にはカジュアルな言い方や丁寧な言い方があったりその中でもいくつか種類があったり
ひらがなカタカナ漢字の3つの文字を組み合わせて文章を組み立てたりとかなり高難度な言語だと学生たちは口々に言っていました。学生たちは私たちに質問してなんとかして理解しようと頑張っていましたが、その質問になんと回答すれば良いか困ることの連続でちょっと申し訳なかったです。

そして!今回のワークショップは実は過去にドドマ大学で日本語教育隊員として活動していた先輩隊員 と在タンザニア日本大使館の共同開催で、日本語の授業は、その先輩隊員に日本語を教わったタンザニア人の卒業生が行っていました。
日本語の構造をスワヒリ語や英語を交えてかみ砕いて説明していて、とても分かりやすかったです。

来年も企画予定とのことなので、私もスワヒリ語で日本語について少しでも説明できるように準備しておこうと思います!

また少し前ですが、ダルエスサラームにある日本人補習校に行きました。
現地の学校や国際学校(インターナショナルスクール)等に通学している日本人の子どもたちはそれぞれの学校の授業が終わった後に、補習校に来て日本の指導要領に沿って日本語で勉強をしているそうです。

教室には沢山の本や辞書や見覚えのある机と椅子があり、とても懐かしく感じました!
私がタンザニアに来て沢山のギャップを経験しているように、彼らはもしかしたら日本での生活に驚くことがあるかもしれません。ぜひギャップを楽しんでほしいなと勝手ながら思います。

それでは今回はこの辺で
Tutaonana tena!(またお会いしましょう!)

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