JICA海外協力隊の世界日記

タイ便り

【ルーイだより】#9 解説!ピーターコーン祭② ~大きなピーターコーン編~

◾️職 種:観光
◾️配属先:持続的観光管理指定地域第5地域
     (DASTA Area5, Loei)
◾️名 前:鈴木菜央
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สวัสดีค่ะ こんにちは!
2024年度2次隊の鈴木菜央です。
今回も前回に引き続き、ルーイ県名物ピーターコーン祭の解説第2弾です。

お祭りでは個性豊かな仮面や衣装を見つけた精霊達にたくさん出会うことができますが、ピーターコーンには大きなピーターコーン(ผีตาโขนใหญ่)と小さなピーターコーン(ผีตาโขนน้อย)の2種類があるのはご存知ですか?

一般的に想像されるピーターコーンは「小さなピーターコーン」にあたるのですが、大きなピーターコーンはあまり知られていないかもしれません。しかしお祭りに欠かせないとても重要な存在!今回はこの「大きなピーターコーン」についてご紹介します!

大きなピーターコーンとは、中に人が入り込んで動かすことができるタイプの特大サイズの仮面人形で、お祭りの中でも特別な存在とされています。

ダンサーイ地区にある「ピーターコーン博物館」の資料によると、お祭り中2体までしか作ってはいけないと信じられており、そして必ず男性1体、女性1体の男女ペアで作ることが決まり。また、決まった家系の方が代々制作をしていて、制作前には祈りの儀礼も行われるそう。(現代も家系や儀礼の伝統が残っているのかは未確認です)

そしてこの特大サイズのピーターコーンの中に入って演じる人は体格が大きく、健康で力がある人が好ましいとされていて、演者は仮面の内側にある2本の竹の棒を使って仮面を動かしています。

↑手前の牙や髭が生えているのが男性、奥にちらっと見える温和な表情をしているのが女性

この特大ピーターコーン、一体どんな構造になっているのかというと…
まず竹を編んで頭部や体などの人の形が作られ、その上から大きな布で全体が覆われています。厚紙などで作られた顔(恐ろしく見えるように作られている)と、シュロの繊維を使った髪の毛でできていて、そこに胸などの体の部位もつけることで男女の区別がされています。

制作しているところを見られる機会はなかなかありませんが、この大きなピーターコーンに込められた意味などを今後調べてみたいなと思いました。

一度のお祭りで2体しか作られず、お祭りの中でも特別な存在として扱われている大きなピーターコーン。遠方からでもすぐ見つけられるほどインパクトのある姿なので、お祭りに行かれる方はぜひ探してみてください⭐️

*ピーターコーン博物館の資料をもとに情報をまとめています。正確な情報提供に努めていますが、翻訳(内容)に誤りがある可能性もあります。ご了承ください。

*ピーターコーン博物館の地図(Google Map)
https://maps.app.goo.gl/N7gDqg9vSW3wtEZT8

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