JICA海外協力隊の世界日記

タイ便り

【特別編】「杜の都から世界を照らしたい!~ タイの東北地方で日本の東北地方の文化を教えてみた ! ~」

■ 職種 :日本語教育

■ 配属先:ナムポーンスクサー中高校

■ 名前 : 横澤 萌佳


サワッディーカー!宮城県仙台市出身の横澤萌佳です。
私は日本語教育隊員として、タイ東北地方・コーンケーン県ナムポーン郡にある中高一貫校で活動しています。日本語・日本文化を指導するにあたり、教科書の内容だけではなく、日本文化を実際に体験できる授業づくりも大切にしています。また、配属校だけではなく、同じ地域にある日本語教育機関でも授業をさせていただく機会があります。

この日は、コーンケーン大学の日本語教育学科の学生に向けて、宮城県の文化を紹介しました。
「宮城県は日本の東北地方にあります。私は日本のイサーン(東北)から来ました。」という自己紹介をきっかけに、1年生には「かるた」を通して仙台の四季折々の祭り、食文化、プロスポーツチームを紹介。2年生と3年生には「仙台弁」を取り上げました。特に仙台弁の授業では、タイの東北地方にも「イサーン語(東北方言)」があるという共通点から、日本とタイそれぞれの東北方言と標準語との違いを比較して考える良い機会となりました。

授業後には、「おらたち、めんこい!(私たちはかわいい!)」と呟きながら教室を出ていく学生もおり、その姿がとても“めんこかった(かわいかった)”です。

幸いなことに、アニメ「ハイキュー」のおかげで「宮城県」を知っている学生は多数います。タイと宮城県は、タイフェスや仙台―タイ間の国際線があることで、比較的身近な地域だと思います。授業で日本語を教えることはもちろんですが、1人でも多くの方に宮城県や仙台を知ってもらうきっかけも提供していきたいと思います。

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