JICA海外協力隊の世界日記

チュニジア便り

【私が見たチュニジア!】配属先のご紹介

Aslema! (アースレーマ(チュンジア方言):こんにちは)

卓球隊員のはるかです!

今回は配属先について少しご紹介させてください!

私は2023年7月にナブール県グロンバリア市にある、女子卓球クラブ「グロンバリア金のぶどう協会」に初代隊員として派遣されました。配属先名のフランス語表記は「Grappe d’or de Grombalia de tennis de table 」で、周りのチームからは略してGOG(ジーオージー)と呼ばれています。ぶどうの産地で有名なグロンバリア(任地)と金メダルを掛けて名付けられたそうです。配属先は1999年に設立され、練習場は市から提供された専用の施設を利用しています。平日の午前中は小学校の卓球の授業でも使用されています。2020年東京オリンピックには配属先から1名の選手が出場しました。

ラケットやボールなどの道具は全てクラブが選手に貸し出しており、ラケットに貼るラバーは年に一度新しいものに変えるも時もあれば、お下がりを繰り返し使用することもあります。

配属先長

配属先長は「私は卓球の経験はないけど、卓球が大好きなんだ」といつもおっしゃっています。練習日程の調整や選手の送迎、練習場の管理など、選手をサポートする熱い想いや行動を間近で見ています。たくさんのことを配属先長から学び、相談をさせて頂きながら一緒に活動ができることにとても感謝しています。

同僚のコーチ

同僚のコーチは2名で、卓球経験が30年以上あります。選手の課題や良い点、大会での反省点を話し合い、どのような練習が必要か、相手に対する礼儀、態度についても話し合い、選手たちと日々の練習に取り組んでいます。

選手たち

現在は6歳〜25歳の選手が40名上在籍しています。練習は火曜から土曜の8時〜10時、15時から17時の二部で行っています。小学生は午前中に授業の空き時間がある場合、その時間に私と練習をしています。

日曜日には公式試合が開催されることが多く、選手のベンチコーチとして試合中のアドバイスを行なっています。卓球をゼロから始める子どもたちに指導をすることは私にとって初めてで、どのように伝えれば選手たちがわかりやすいのか、考える毎日です。そんななかで今までできなかったことができるようになった時に見せてくれる表情はとてもキラキラしています!私も本当に嬉しくなります!

今シーズンの目標

現在は、4月から6月にかけて行われる個人戦・団体戦の全国大会で優勝・メダルを獲得することを目標に日々の練習に取り組んでいます!

それではまた!

Y3aychek!(アイシェク(チュニジア方言):ありがとう!)

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