JICA海外協力隊の世界日記

チュニジア便り

【天色日記】暑いよ...チュニジア

熊谷よりも暑い夏

チュニジアは地中海気候で四季があり、雨が多いのは冬。夏はほとんど雨が降らず乾燥しています。今は9月も半ば、ようやく熱帯夜からも解放されてほっとしています。チュニジアの夏は暑い…。湿気がないからまだ良いけど…さすがに連日40℃とか体しんどい…。日本ってどれくらい暑かったっけ?と思って調べてみたら「埼玉県熊谷市は2018年7月23日に、41.1度という日本最高気温を記録しました。」あ、うん、熊谷を超えていますね。埼玉県民なので感慨深い…

日本は「蒸し暑い」と言いますが、チュニジアは暑いことを「焼く」「火」などの単語で表現することもあって、暑さの質の違いがよく表れていると思います。シエスタ(siesta)は、スペインで生まれた暑い昼下がりの長い休憩の慣習らしいですが、チュニジアも小さな商店などは午後の暑い時間にお店を閉めています。午睡とか優雅な習慣…と思ったことがありましたが、現実は暑くて何にもしたくない、日差しが痛くて外に出たくない…必要あっての慣習なのだな、と実感します。子どもたちも日が暮れる頃から外で遊び始めて、夜の8時9時に近所でサッカーなどしています。子ども、夜遊びして良いんだ。何時に寝るのかな?

燃えるオリーブの木

友人の隊員はオリーブ畑の木から煙が出ているのを目撃したそう。オリーブの木は暑さで自然発火してしまうから、チュニジアでは延焼しないように、木を離して植えるそうです。確かにオリーブ畑をみると、枝葉が接しない程度に木々が離れている。同僚に聞いたら「燃えるのはオリーブじゃなくて松の木だよ」と言っていましたが、うん。どっちも燃えてもおかしくないくらい暑いと思う。ちなみにこの友人隊員は首都よりも南に住んでいて、暑くて夜は石の床に寝ていました。「床よく磨いてるからピカピカだよ!」と。そういう問題じゃない。でもベッドのシーツが暑い気持ちは私にも分かる。暑さに耐えかねて冷蔵庫に入ったこともあるそうです。「冷蔵庫内側からも開けられるよ!」だからそういう問題じゃない…。「冷凍のミックスベジタブル、枕にすると気持ちいいよ!」…暑さよ、もうやめてあげて…。

砂ってお天気なの?

もうひとつびっくりしたお天気『 砂 』。風が強くて空が茶色いなぁとは思いましたが、お天気アプリの表示に「そんな種類もあるのか!」と。さすが砂漠を擁する国ですね。

以上、チュニジアのお天気でした!

Besleema , nHaarek ziin (ベスレーマ、ンハーレックジーン) 

           またお会いしましょう。あなたの一日が素晴らしいものでありますように

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