JICA海外協力隊の世界日記

チュニジア便り

WE LOVE♡ アニメ

チュニジアは日本人に好意的な方が多く、暮らしていて気持ちが楽です。「こんにちは」と言われることも珍しくありません。私はJICAで派遣が決まるまでチュニジアがどんな国かを知らなかったけれど、この国の人たちは遠い日本の事をいろいろと知っていて、不思議な感慨をおぼえます。お寿司などの日本食、柔道や剣道、空手などの武道、そしてアニメも 日本人気の要です。

自宅の前の商店に行ったら、店員さんが格闘漫画「バキ」を見ていたり...(お買い物をしたら「ありがとう」と言ってくれました。)

スーパーに行ったら小学生くらいの子から「おい、おまえ」と呼び止められたり...(たぶんワンピースのルフィかな。真似をするなら竈門炭治郎が好印象と教えるべきか。)

ボランティアで習字のレクチャーをしていたら「TOMIOKA」って日 本語で書きたいと女の子から頼まれたり...(鬼滅の刃ですね。間違えて「富岡」とウ冠で教えてしまった…推しの名前を間違えるなんて国際問題になりかねない…)

いつもコミュニケーションに苦慮しているのに、何故だろう…アニメの話はいつもの5割増しで理解できる気がする…。アニメは自己実現だったり、仲間だったり、愛だったり、 かっこいい生き方を表現している。そういう部分で共感できると、チュニジアをとても近しく感じます。

ルフィに『俺は!!!捨てない!!!』とか、エレンに『駆逐してやる!!ひとつ残らず!!』とか言ってもらえたら、チュニジアでごみのポイ捨て減るんじゃないかなぁ…と ちょっと思ったり。

読んでくださってありがとうございます。

Besleema , nHaarek ziin (ベスレーマ、ンハーレックジーン) 

           またお会いしましょう。あなたの一日が素晴らしいものでありますように

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