2025/01/20 Mon
天色日記 活動
【天色日記】ブルギバ・スクールに行きました!
友人の日本語教師隊員のお手伝いで、同期隊員3人と一緒にブルギバ・スクールに行ってきました。ブルギバ・スクールは、エル・マナール大学付属の語学学校で、外国語を学ぶと言えばまずここの名前が挙がるくらい有名な学校です。この日のクラスは10代~20代の男女10名。生徒さん達が小さなグループに分かれて、それぞれ私たち隊員が付き彼らの質問に答えます。「日本で恋しいものはなんですか?」「日本の文化で良いものはなんですか?」「日本へ旅行するときに持っていくものはなんですか?」などなど。彼らは上手に日本語を話し、すべて聞き取ることができました。私なんて、チュニジア語何度言っても伝わらないことままあるのに…。チュニジアの人たちは、チュニジア方言アラビア語のほか、正規アラビア語、公用語のフランス語が話せます。これらの言語は鼻腔や喉の奥、呼気流量などもつかって発音するので、日本語の発音は比較的容易なのかもしれません。ちなみに質問は日本語で書かれていました。タイヤーラ!!(チュニジア語で”飛行機”。飛行機のように素晴らしく優秀の意味)
私がお話した生徒さんたちはみな日本のアニメが好きで、アニメを愛する私には嬉しい限り。好きなアニメを聞いたら「そんなアニメも知ってるの?!」と思うようなのもあって、日本のアニメの影響力にあらためて驚かされます。「私は土曜日と日曜日にアニメを見て元気をもらって、月曜日から仕事を頑張ります」と話したら、「私は毎日ちびまる子ちゃんを見ています」という男性も。シュッとしたインテリジェンスな感じの方なのでギャップがすごい。チュニジアの若者にも、まる子たちキャラクターの個性や日常の面白さが伝わることがすごい。そして、こうした会話を日本語で話せる彼らがすごい!彼らの前に立つ友人隊員は、立派な”先生”でした(普段と違って笑)。生徒さんたちに「なぜ日本語の勉強をしているの?」ときいたら「日本に行きたいから」と。彼らがいつか日本に来て、日本をもっと好きになってもらえたら良いな、と思います。今度は私が日本で、海外から訪れる人たちに親切や思いやりを返す番。チュニジアの人たちからもらった優しさをつなげていけるように。
Besleema , nHaarek ziin (ベスレーマ、ンハーレックジーン)
― またお会いしましょう。あなたの一日が素晴らしいものでありますように
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