JICA海外協力隊の世界日記

ウガンダ便り

【ちょっとニッチな】#7 ガンダ語講座 -中級編-

Nsanyuse okubalaaba

=I'm happy to see you

一部の方から強烈な要望をいただきましたので、今回は前回(#6ガンダ語講座‐初級編‐)に引き続き、ガンダ語講座‐中級編‐をお送りしたいと思います。前回よりもちょっとニッチです。もう旅行では飽き足らず、そろそろウガンダに長期滞在したいと思っている人も多いと思います。そんな方におすすめです。ぜひ覚えてください。

それでは参りましょう。

Enjala enuma

「エンジャラ エヌマ」と読みます。はらへった~の意味です。
お腹いっぱいになったら「Ndi mumativu:ンディ ムマティヴ」(私は満足です=お腹いっぱいの意味)と言います。ちなみに”おいしい”は「Biwooma:ビウォーマ」と言います

Webale

「ウェバレ」と読みます。ありがとうの意味です。
かなりよく使います。例えば、料理を作ってくれた方に「Webale okufumba:ウェバレ オクフンバ」(Thank you for cookingの意味)など。またWebaleより丁寧な表現として「Neyagiza:ネヤジザ」(I appreciateの意味)もあります。

Saawa meka?

「サーワ メカ」と読みます。何時?の意味です。
Saawa 数字で返答があります。が、ガンダ語の時間は通常の24時間とは6時間ずれています。例えば、Saawa nya(4の意味)とガンダ語で言うと、4時ではなく10時(4+6)の意味になります。日の出のある7時をスタートとして、7時をSaawa emu(1の意味)と表しているようです。ややこしい....

Sente meka?

「センテ メカ」と読みます。なんぼ?(How much?)の意味です。
市場で使うとだいたい「Lukumi:ルクミ」(1,000ugxの意味)か「Bitano: ビターノ」(500ugxの意味)と金額が返ってきます。

Sala ko

「サラ コ」と読みます。安くしてよ~の意味です。
市場で言うとウケるときと苦笑いされるときがあります。ちょっと似てる「Linda ko: リンダ コ」はちょっと待って~の意味です。

Jangu wano

「ジャング ワノ」と読みます。ここに来て~の意味です。
逆にいっしょに行くときは「Togende:トゥゲンデ」(Let's goの意味)と言います。

Amanya gange nze ●●

「アマニャ ガンゲ ンゼ ●●」と読みます。私の名前は●●です、の意味です。
名前を教えても「Muzungu:ムズング」(外国人の意味)と呼んでくることがあります(特に子どもたち)。そんなときは「Tompita muzungu, nze ●●:トンピタ ムズング、ンゼ ●●」(ムズングって呼ぶな、俺(の名前)は●●だ)と言って、名前を覚えてもらいましょう。

Nsonyiwa

「ンソニ(ィ)ワ」と読みます。Excuse meの意味です。
使っているウガンダ人をあまり見たことはありませんが、日本人だからなのか私はよく使います。

Wanggi?

「ワンジ?」と読みます。Pardonの意味です。
呼びかけへの返事をするときや、電話に出るときなどいろんな場面で使えます。

Okakasa?

「オカカサ?」と読みます。Are you sure?の意味です。
日本語の「それマジで言ってる?」みたいなニュアンスで使えます。

Nsaaga

「ンサーガ」と読みます。冗談だよ、の意味です。
雑談でけっこう使えます。

Omanyi...?

「オマニ(ィ)...」と読みます。Do you know...?の意味です。
ガンダ語であいさつをするとたまに「Oh! Omanyi Luganda?」(ガンダ語知ってるの?)と驚かれます。

Njagala...?

「ンジャガラ...」と読みます。I want .../I like...の意味です。
最後にロレックス屋さんでの例文を載せています。

Kinaworovu

「チナウォロヴ」と読みます。カメレオンの意味です。
現代ウガンダの最重要単語です。※あくまで筆者個人の感想です。
Nandor Love という歌手が歌うKinaworovuという曲が、半年前から大バズりしています。「Oh~, kinaworovu」と口ずさめば、子どもたちの心を鷲づかみにできます。たまにKinaworovuダンスまで求めてくる時があります。そんなときはためらわずに生き恥をさらしていきましょう。

ちなみにガンダ語では「ki」は”チ”、「kyo」は"チョ"と読むことが多いです。なので、ウガンダ人は東京のことを”トーチョー”と呼びます。

よくあるガンダ語会話

~ロレックス(ウガンダ名物の軽食)の屋台にて~

A: Gyebale, sebo:こんにちは、お兄さん

B: Kaale naawe, gyebale:こんにちは

A: Njagala rolex emu, sente meka?:ロレックス1つください。いくらですか?

B: 3,000 (Nkumi satu):3,000シルかな

A: Okakasa!? Sala ko, sala ko~:マジで!?安くしてよ~

B: 2,000 (Nkumi biri):じゃあ2,000シルで

A: Webale, sebo:ありがとう、お兄さん

B: Kaale:オッケー

おわりに

これでウガンダでお腹が減っても大丈夫ですね。少し量が多くてニッチですが、ぜひウガンダで使ってみてください。またもし天地がひっくり返って「ガンダ語上級編」を所望される方がいたら、熟慮断行します。

それでは。

Bela bulungi! = Nice time!

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