2025/08/14 Thu
バレンタイン
【バレンタインまで半年】#11 カカオから手作りチョコを作ろう~前編~

Gyebale ko!
(=Hello)
こんにちは、ウガンダ隊員の三宅です。
いよいよバレンタインデーまで半年ですね。
今年こそは手作りチョコレートに挑戦しようと考えているみなさまも多いと思います。
そこで今回は5つの STEPでチョコレートを作ってみましたので、みなさんも参考にしてみてください。
※とはいえ、初心者ですので温かい目で読んでください。
今回は前編をお届けします。
→後編はこちら#12から
それでは、参りましょう!
1. 知り合いからカカオの実をもらう
まずはカカオの実を手に入れましょう。

近所にカカオが植わっていることもあるかと思います。
私は同期隊員の任地(ウガンダ・ルウェンゴ県)で、一ついただきました。
カカオの実(カカオポッド)を開けると、こんな感じで種がぎっしりとつまっています。

中身は種の周りにわずかに白い果肉があり、ちょっと甘いです。
このカカオの種(カカオ豆)がチョコレートになっていきます。
2. カカオ豆を発酵させる
チョコレートづくりでもっとも大切な工程です。
カカオの実をあけた瞬間から発酵が始まるそうです。
カカオは数十種類の微生物により発酵し、その発酵のおかげであの独特の香りが生まれていくそうです。
発酵のさせ方によって香りが変わってくるので、プロは発酵にこだわって狙った香りを引き出すそうです。
カカオ豆の発酵は、
①アルコール(嫌気)発酵、②酢酸発酵の2種類の発酵を行います。
発酵①アルコール発酵(嫌気発酵)
まずは、みなさまの近所からバナナの葉っぱをもらってきてください。
近所にバナナが植わっていることもあるかと思います。

バナナの葉っぱでカカオ豆を包み、2日間ほど放置します。
すると、カカオの果肉に含まれる糖分が発酵によりアルコールにかわります。
たくさんの豆を入れておくと発酵の過程の熱で、さらに発酵が進みます。
※実際の工場だと何百キロ単位で発酵をすすめるそうです。
今回は豆が少なく温度が上がらないので、黒いビニール袋に包み窓辺においておきました。

2日経つとこんな感じです。色がかわりアルコールの匂いがしてきます。
発酵②酢酸発酵
つづいて、空気を入れて別の発酵をうながします。今度はアルコールを酢酸に変えます。
この発酵も温度が必要なのですが、私の豆が少ないため、温度が上がりきりません。
そこで日中は乾燥しないように黒い袋に入れて、窓辺に置きました。
そして、夜は炊飯器の上に浮かべて温度を保温しました。だんだんとアルコールの匂いが薄まっていき、一週間ほどで発酵がおわります。

(後半につづきます)
いかがだったでしょうか。
今回はチョコレートづくりの前半として、発酵までをみていきました。
ここから本当にチョコレートになるのでしょうか。
次回は、いよいよチョコレートを作って食べます。
→後半はこちら #12から
ここまで読んでいただきありがとうございました。
またお会いしましょう。
Welaba!
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