2026/06/13 Sat
自然 観光
【ウガンダ観光案内】#35 エルゴン山登山 4,321mの頂上を目指して

モエネ?(任地カプチョルワの言葉で「Hello! How are you?」)
2024年度1次隊の浅井です。
ウガンダは赤道直下に位置する国で、「暑い!」というイメージを持つかもしれませんが、緑豊かで、自然を楽しめる素敵な場所がたくさんあります。その一つがエルゴン山(Mt. Elgon)。
エルゴン山は、ウガンダとケニアの国境に跨る山で、最高峰はウガンダ側にあるWagagai Peak。標高は富士山より高い4,321mです。私の任地カプチョルワはこのエルゴン山麓に位置しています。
山麓では、バードウォッチングやハイキング、アブセイリング(滝下り)などを楽しむことが出来ますが、この山の最高峰を目指し隊員仲間と共に登山に挑戦しました。
最短2泊3日でも登ることが出来ますが、私達は山の自然を満喫できる3泊4日のルートで登りました。
スタート地点は任地カプチョルワにあるKapkwai Exploration Centre、標高2050m。
私達の登山を支えてくれるレンジャーガイドとポーター達に御挨拶。いつかの私達の御飯になるであろう鶏2羽と共に出発。
1日目は25kmのハイキング。様々な鳥の鳴き声や洞窟、標高が上がるにつれて変わる植生を楽しみながら歩きます。
陽が落ち、疲れもピークになりそうなところで、1泊目のキャンプ地に到着。標高3,383mでテント泊。歩いているときは暑いくらいだけど、この標高で夜にもなるととても寒い。ポーター達が用意してくれた焚火や温かい夕食で暖をとり、テントの中にマットレスと寝袋を敷いて用意してくれた寝床で疲れをとりました。
2日目は、標高4,000mまで登り3,800mまで下がって1泊します。歩く距離は1日目に比べて短いけれど、空気が薄い中を登るので、1歩1歩が重たい。それでも、綺麗な景色が元気づけてくれます。私達がハーハー言いながら登る道も、私達が冷や冷やしながら下る坂も、その横をポーター達は男女ともに、重たい荷物を頭に載せて、スタスタと歩いて行きます。服装は軽装で、靴は長靴ですが、バランスを崩すことなく進んでいくので感心します。荷物を運んでくれるだけでなく、暖をとるための薪を取ってきてくれたり、御飯を作ってくれたり、私達の登山を支えてくれた心強い仲間です。ちなみに、2日目の夕食は一緒に旅した鶏さんでした。翌日の登頂にむけてエネルギーとなってくれました。

3日目、いよいよ登頂。標高4,000m付近に美しい池が現れました。"Jackson's pool"と呼ばれ、昔の火山活動によって作り出されたものだそう。泳ぎたくなるくらいに綺麗な水だけど、水に入るには寒すぎました。
この標高でも木々や花々が生き生きとしており、自然の偉大さを満喫しながら頂上を目指しました。
そして、ようやく3日目にして辿り着いたWagagai peak 4,321m。頂上に立った時の感動は言葉に表せないほど。ポーター達が用意してくれていた朝煎りたてのピーナッツを食べながら、ケニアまで見渡せる壮大な景色を存分に味わいました。
いつまでも眺めていたい気持ちを抑え、下山。ひたすら続く草原のような景色に少し飽きつつも、仲間達の歌声に合わせて歩を進めます。森林限界を過ぎて森に戻ってくると、崖のような坂道にツルっと滑る泥道。足元を見ないといけないけれど、ふと視線を上げると幻想的な景色。出口近くなると竹林やユリの花など日本の森を連想するような景色も。
ウガンダの活気あふれる町の喧噪から離れ、仲間達と過ごした山での4日間。ウガンダの大自然を満喫することができました。
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