JICA海外協力隊の世界日記

ウガンダ便り

【爆食いウガンダクリスマス】#25 現地のリアルな過ごし方 〜前半戦〜

みなさん、I tye nining?「イーティエニニン」はアチョリ語で、「Hello! How are you?」を意味します。2024-3次隊、宮内響です!


今回は、ウガンダ(グル県)で過ごしたクリスマスについて紹介します。

日本のクリスマスといえば、ケーキやチキン、イルミネーション、
サンタさんが枕元にプレゼントを届けてくれる——どの世代にとっても「特別な1日」というイメージがありますよね。

ウガンダ(グル県)でも街にはクリスマスの装飾が並び、イベントもありますし、子どもたちがクリスマスを楽しみにしているのは同じ。「プレゼント何くれるの~?」と冗談まじりに話しかけてくる子どもたちもいます。

一方で、私が体験したクリスマスは日本とは少し違うようにも感じました。その違いは、この日の特別感はどうやら「食」に全集中しているということです。「クリスマスはチキンを食べれるんだ!」そんな声を、あちこちで聞きました。外食はしませんが、多くの家庭で普段よりも食事を豪華に作るそうです。

今年のクリスマスは、ありがたいことに3つの家族の家で食事をいただく機会がありました。
それぞれのメニューや過ごし方の違いをぜひご覧ください!

まず1軒目。(写真:左)〜ビーフ入りピラフに揚げじゃがいもにチキン〜

その日、家の前を通りかかったので挨拶をすると、
「Welcome! 食べていきなさい」と声をかけられ、気づけば食事が用意されていました。お昼前から料理が始まり、近所の人たちも集まって大人数で準備をしている様子。
「クリスマスはね、昼から夜までおいしいものをみんなでたらふく食べ続ける日なんだよ!!」と言いながら頬張る姿は幸せそうでした。

次に2軒目。(写真:右)〜ピラフにフライドポテトにフライドチキン〜

家族だけでクリスマスを過ごしていました。ここは、支援級に通う生徒の家でもあります。
ちょうどこの日の前日から、クリスマスどころではない出来事が起きていましたが、
「まずは考えるよりも、クリスマスディナーを作ろう。食べよう。」
そう言わんばかりに、淡々と料理が進められていました。焦りや不安を表に出さず、いつも通りの食卓を整えるその姿が
とても印象的でした。

そして、2軒目で食事をいただいてから12時間後。お腹はすでに腹9分目の状態で向かった3軒目。〜チキン、緑野菜炒め、パスタ、ライス、じゃがいも〜

待っていたのは、この日いちばん盛りだくさんの食事でした(写真:右)。この家庭の普段の食事(写真:左)と比較するとおかずの種類や量の多さは一目瞭然です。味はどれも本当においしい。ただ、食べても食べても減らないお皿を前に、フードファイターになった気分でした。

食後、外に出ると、
どこからか花火が上がっていました。街はいつも以上に賑やかでしたが、
家の中は変わらず、落ち着いた時間が流れていました。

あるお母さんに、今年のクリスマスはどうだったか聞くと、こんな言葉が返ってきました。

最高だったよ。でも、子どもたちにプレゼントを買うお金はないんだ。ははは。

実際、訪ねたどの家にも日本でよく見るような特別なプレゼントはありませんでした。いつもより少しだけ特別なごはんを囲む。それが、この場所ではごく自然なクリスマスの姿なのだと思います。

食事を通して、それぞれの家庭のクリスマスの形が伝わってきます。また、どんな時でもWelcomなウガンダの温かさを改めて感じる日となりました。

——そして
こうした穏やかなクリスマスの時間の裏側で起こっていた、2軒目の家でのクリスマスどころではない出来事。その話は、後半戦でお伝えします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Apwoyo Matek(アフォーヨマテック)=Thank you so much

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