2025/11/29 Sat
食
【みんな大好きRolex】#24 ウガンダのストリートフードRolexの作り方をご紹介

2024年度1次隊、薬剤師の浅井です。
ウガンダの「食」については#4で三宅隊員が紹介しましたが、今回は、その中にも出てきた多くの隊員が大好きなストリートフード「Rolex」の作り方を紹介します。
【ウガンダの魅力②】#4 ウガンダの「食」 | ウガンダ便り(ウガンダ事務所) | JICA海外協力隊の世界日記
Rolled eggsが訛って「Rolex」となったという名前のとおり、チャパティという薄焼きパンでオムレツを巻いたものです。ウガンダ国内の至るところでロレックスを売る屋台を見かけます。
作り方を教えてくれたのは、私の任地カプチョルワで営業を始めて4年になるという写真の彼。夕方からの営業に向けて午後3時ごろからチャパティの生地作りを始めます。
小麦粉9袋(2kg/袋)、塩少々をタライに入れて、水を27カップ(3カップ/小麦粉1袋)加えて捏ねていきます。これが1人で一晩に売る量だそう。全身使って10分ほど捏ねると生地がまとまってきます。簡単な作業だよって言ってたけど、この量の生地を捏ねるのは重くて大変そうです。油を回しかけて、生地に練りこむと滑らかな生地に。ちょうど耳たぶくらいの柔らかさ。ビニールをかぶせて、5分ほど寝かせます。
この間に、パラソルを立てて、テーブルを綺麗に拭いてと、手際よく営業の準備を進めます。
5分ほど経ったところで寝かせていた生地をチャパティ1枚分ずつに分割していきます。手に油を付けて華麗な手さばきで次々と分割していきます。
早速、Rolexを作ってもらいます。
先ずはチャパティを焼きます。生地を丸く伸ばし、油をなじませたフライパンで焼いていきます。焼くときに用いているのは、小麦粉が入っていた袋。両面きつね色になったら焼き上がり。
次にオムレツ。卵の数は1個から好みの数をオーダーできます。私はいつも2個。
溶いた卵にトマト、玉ねぎ、ピーマンのみじん切りを入れます。これもお好みです。まな板なしで野菜をカット、ナイフで卵を混ぜるのがウガンダの屋台流。そして塩を少々。薄味が好みの私は塩なしをオーダー。
多めの油で卵を焼いていきます。油も少なめにして!とお願い。でも、ある程度入れないとフライパンにくっついて綺麗に焼けないみたい。
焼けたオムレツをチャパティで巻いたら「Rolex」の出来上がり。
チャパティ1枚1000UGX(ウガンダシリング、1000UGX=約40円)、卵1個500UGX。
卵2個でお願いしたので、2000UGX(約80円)です。
今回、この記事用に写真を撮らせてもらったときは、勢い余って卵3個に!この1個、おまけしてくれました。ケイタボーン(現地語で「ありがとう」)。
彼は、いつも隣でロレックス屋台を営業している男性から作り方を習ったそう。ライバルかと思っていましたが、そうでは無かったのですね。今では、先生の分のチャパティの生地も準備するそうです。
「Rolex」、日本で簡単に手に入る材料で作れるので、是非作ってみてください!
材料(4人分)
(チャパティ)
小麦粉(中力粉がおすすめ、薄力粉でも可) 200g
水 約100cc
塩 ひとつまみ
サラダ油 約大さじ1
サラダ油(焼く用)適量
(オムレツ)
卵 8個(2個/人)
トマト 半個
玉ねぎ 1/4個
ピーマン 1/4個
塩 少々
サラダ油(焼く用)適量
作り方
1 (チャパティ)
小麦粉と塩をボウルに入れる。水を加えて捏ねる。水は全量入れずに少し残しておいて、耳たぶくらいの硬さになるように調整する。100cc入れても生地が硬いようであれば、水を少しづつ足す。
生地がまとまれば、サラダ油を加え、さらに捏ねる。表面が滑らかになったら、ボウルにラップを被せ、5分程度寝かせる。
生地を4等分し、丸めなおす。
打ち粉をした台の上で、生地を丸く薄く伸ばしていく。
フライパンにサラダ油を敷き、強火で熱し、伸ばした生地を入れて両面焼き色がつくように焼いていく。
2 (オムレツ)
ボウルに卵2個を割りほぐし、トマト、玉ねぎ、ピーマンのみじん切り、塩を加えて混ぜる。
熱したフライパンにサラダ油を入れて、卵液を流し入れる。薄く広げて焼く。片面が焼けたらひっくり返して、もう片面も焼く。
3 チャパティの上にオムレツをのせ、端からくるくると巻いたら出来上がり!
卵の数、オムレツに入れる野菜は好みに応じて変更してくださいね。


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