JICA海外協力隊の世界日記

ウズベキスタン便り

巻き寿司で広がる笑顔とつながり

Uzbek-Japan Innovation Center of Youthで、巻き寿司イベントを開催しました!

このイベントの目的は、日本の寿司や文化に触れてもらうこと、そしてセンター全体の一体感を高めることでした。


当日は、タシケントの小学校で日本語クラブを運営している同期の大畑汀さんにも協力していただき、ウズベキスタンと日本の寿司の違いや、巻きすなどの道具の使い方について紹介しました。ウズベキスタンでは巻き寿司が一般的で、日本でよく見るにぎり寿司はあまり見かけません。そんな話も交えながら、参加者みんなで巻き寿司作りに挑戦しました。

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汀隊員による日本の寿司の紹介







若手研究者から研究室のヘッドまで、入れ替わりで約20人が参加し、とてもにぎやかな雰囲気に。参加者の中には、自分で巻きたい具材を持ってきてくれた人もいて、オリジナルの巻き寿司がいくつも誕生しました。特に人気だった具材は、ツナマヨ、厚焼き玉子、チキン、クリームチーズ、そして酢漬けのマッシュルームなど!ウズベク風アレンジが光っていました。研究や会議の合間をぬって多くのスタッフが顔を出してくれ、普段あまり話す機会のなかった人ともコミュニケーションが取れたことが、私にとって何より嬉しかったです。



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6合炊いたお米をあっという間になくなりました。



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巻き寿司の海苔はタシケント市内にある韓国食材店で調達できます!



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イノベーションセンターのメンバーが一同に集まる機会はなかなかないので、貴重な機会でした!





実は、こうした日本文化イベントを開こうと思ったきっかけは、他の隊員たちの活動からの刺激でした。タシケントにいる隊員たちが、巻き寿司づくりや文化紹介イベントを孤児院や地域で開催しているのを見て、参加者の笑顔に触れ、「自分もやってみたい!」と思うように。そしてちょうどセンターで日本語教室が始まったタイミングでもあったため、「今がチャンス!」と開催を決意しました。(とはいえ、私自身巻き寿司づくりは初挑戦だったので、内心ドキドキしていました。笑)ありがたいことに、法被や巻きすなどの道具は、先輩隊員たちがボランティアルームに残してくれていて、それを活用できたのも心強かったです。


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私は「コミュニティ開発」という職種で活動していますが、今回のような文化イベントを通じて、日本文化を紹介するだけでなく、現地スタッフ同士のつながりや交流も生まれ、「コミュニティづくり」にも繋がるのではと感じました。これからも、多くの人を巻き込めるようなイベントも企画していきたいと思っています。



(執筆:海外協力隊 コミュニティ開発 小原瑠夏)



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