JICA海外協力隊の世界日記

ウズベキスタン便り

こどもの日オンラインお料理教室


執筆:千本木恵美子(JICA海外協力隊2023年度3次隊/青少年活動)


こどもの日が近い202553日、ウズベキスタンタシケント173番学校と、日本の神奈川県川崎市の月イチお料理教室をオンラインでつないで、こどもの日イベントを行いました!

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今回企画してくれたのは、管理栄養士・公認スポーツ栄養士 子育て相談サロン「ままカフェしんゆり」主宰の田澤梓さんと、「まごころキッチンプロジェクト」主宰の小野さくらさんです。麻生区産のお野菜を使用したお料理教室を毎月開催しています。

私も日本にいる時は親子で参加し、旬の食材を使ったお料理を堪能しました!

今回のテーマは、

「ウズベキスタンの子ども達とつながりこどもの日を楽しもう」ということで

鯉のぼり型の生春巻き

兜型の春巻き

ウズベキスタン組は鯉のぼり型の生春巻きに挑戦しました。お野菜ならハラルを気にしなくてよいので準備しやすかったです。

お料理は麻生区の農家さん(くりのきファーム 飯草さん)の野菜を使っていて、

筍ごはんと、筍中華スープも一緒にいただいたそうです!筍はウズベキスタンではなかなか食べられないので、画面越しから美味しそう!と見ておりました。


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(兜型の春巻き作り)

ウズベキスタンの国紹介、今回はウズベキスタンの食事について多く説明しました。

お米を油で炊き上げたプロフやシャシュリク、地産のお野菜や果物が瑞々しくて美味しいこと、学校ではみんなで食べる給食はなくて食堂でサモサなどを購入していることを伝えました。


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日本の方では大きなモニターを準備してくれました。


★鯉のぼり生春巻き.JPG

鯉のぼりの生春巻き、チーズと海苔で表情をつけています。


★生春巻き作り.jpg

鯉のぼり型の生春巻きを作り、画面を通じてお互いの生春巻きを見せ合いました。

作りながら生春巻きを食べてしまう生徒も!

料理作りの後は、鯉のぼりの工作を行い、交流タイムです。


202505 鯉のぼり オンライン.jpg

頑張って英語を話して交流してくれました!


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ウズベキスタンの生徒作 日本の鯉のぼりとはまた違ったかわいらしい鯉のぼりになりました。

 

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★LINE_ALBUM_2025.5.3_250605_12.jpg日本の子供たちが作った鯉のぼり シールや色紙を貼ってデコレーションしています。

小野力翔(りきと)君とさくらさんは、昨年ウズベキスタンに折り紙の手裏剣と和柄の巾着を届けてくれ、ウズベキスタンの子供たちに手裏剣と巾着をプレゼントしました。

その時の忍者のお手紙は今でも私の宝物で、折り紙をする度に、ウズベキスタンの子供達に見せています。

★202505 こどもの日手裏剣外交.jpg202505 こどもの日みんなで鯉のぼり.jpg★202408 手裏剣.jpg

折り紙の手裏剣を沢山届けてくれました。


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サマルカンドで手裏剣を配りました!


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和柄の手作り巾着と髪留めのリボン ありがとうございました!


★202505 ブハラ分室できんちゃく渡す.jpg

ウズベキスタン日本センター(UJC)ブハラ分室の皆さんに巾着をプレゼント。センターには日本語を学ぶ学生さんが来ています。

日本のお料理教室では、最後に未就学児~高校生の子ども達、大人も

それぞれの視点で、がんばったことや工夫したことを発表してくれたそうです。

<<がんばったこと、感想>>

☆春巻きの皮を兜型に折るの上手にできた

☆生春巻き巻くの大変だった

☆生春巻きの作り方知れたので家でもアレンジしてみたい

ウズベキスタンの生徒達も、日本の子供達との交流が楽しかったようです。ちなみにウズベキスタンでは61日がこどもの日にあたり、各地でイベントがありました。

世界中のこどもたちが健やかに幸せにすごせますように…

主催者のお二人から感想を頂きましたので、合わせて掲載いたします。

交流の機会をありがとうございました!

田澤梓さんより

ウズベキスタンという国名は聞いたことがありましたが、どのあたりにある国なのか、どんな文化を持った国なのか始めはよく知らず企画をしました。

料理教室の時間を通じて、「こどもの日」がウズベキスタンにあることや、日本の学校との違いを知ることができました。

また、ウズベキスタンの子ども達と一緒に料理や、工作をしたこと、英語や日本語でコミュニケーションをとれたことがうれしく、ウズベキスタンに親近感を持

ち、また引き続き交流していきたいと感じています。

小野さくらさんより

恵美子ちゃんがウズベキスタンに行く!と聞いた時から、「全く知らなかった国」から「興味を持った国」に変わり、今回のウズベキスタンとの交流や本を買って読んでみて、息子は食べ物に、わたしはステキな柄の布製品や建物にますます興味を持ちました。

ひとつ、これだけはいつの時代も変わらないと思ったことがあります。

それは、ウズベキスタンの子供達も日本の子供達も、興味を持った時の真剣な顔と、最高に幸せな笑顔をすることです。

先日のオンライン交流会でそんな子供達の様子を見て、改めて平和な世の中が続くことを思っていました。

次は川崎の話だけでなく、日本のステキな場所をたくさん紹介できるような交流会ができたらいいなーーと思います。

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★202505 鯉のぼりとガーランド.jpg


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