JICA海外協力隊の世界日記

ウズベキスタン便り

タシケントの古書店めぐり


執筆者:別所礼子(JICA海外協力隊2023年1次隊/日本語教育)


 昔から古本屋さんが好きだ。

 だからタシケントに来てすぐに、ナヴォイ劇場の近くの通称「ブロードウェイ」で小さなスタンド型の古書店を見つけたときも、迷わず駆け寄った。

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習ったばかりのウズベク語で、店主と「日本から来たの」などと話す。なんとなく通じたのも嬉しかった。そして一冊の本を選んでくれた。

 

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タイトルは『日本の指のマッサージ』。中はこんな感じ。

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題名のごとく、ツボ押しやマッサージの指南本だが、モデルの女性の髪形がなんともクラシカル。旧ソ連時代の本とはいえ、やはり日本の女性のイメージってこうだったのかな。これが、私のウズベキスタンでの古書コレクションの第一号である。

(ちなみに古書はほぼロシア語、たまにウズベク語。もちろん翻訳アプリがなければ読めない。それでもいいのだ)

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 ところでタシケントで古書といえば、コスモナフトラル駅近くの古書ストリートが有名。緑豊かな公園の中に、何十もの青空店舗が軒を連ねる。

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 ここは、私の住んでいるアパートのすぐ近く。いわばタシケントの神保町が徒歩圏、これは本当にラッキー! 駅に行くたび、買い物のたび、散歩のたび、ここを通るだけで幸せになれる。

 本を探してもらうこともある。第一のお目当てはミステリー系。いつまでたってもカタコトのウズ語だが、店の人とのやりとりも楽しい。

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アガサ・クリスティもの。ラインナップが素晴らしい。

 大好きなシャーロック・ホームズものが発掘できることもある。

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 本だけじゃない。古地図などが得意な店舗もある。1975年発行の地図を見ると、アラル海が今とまったく違う形であることがわかって興味深い。

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 メンデレーエフの周期表。ここの店主によると、ロシア出身であるメンデレーエフの写真付きというところに価値があるらしい。理系の知人へのおみやげに購入。

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 行くたびに新しい発見がある、ウズベキスタンの古書店。最後に古書ストリートの端にある一般書店の看板をご紹介。

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 日本では、デジタル書店におされてリアル店舗が危機にあるという。ウズベキスタンはどうなるのだろう。しかし思いは同じ。すべての本好きに幸あれ!

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