JICA海外協力隊の世界日記

ウズベキスタン便り

タシケントの日本庭園でお花見お茶会&ドゥタールの調べ

JICA海外協力隊としてウズベキスタンに派遣されている千本木(せんぼんぎ)です。


日本庭園入口.jpg

のナウルーズのお祭りと、断食月(ラマダン)が終わり、少しずつ日常が戻ってきた4月の日曜日。



ウズベキスタン首都タシケントにある日本庭園で、お花見会を行いました。日本庭園は日本との友好親善の証として2001年に開園し、ピクニックスポットとしても人気です。この日もたくさんの人が訪れていました。


日本庭園桜の花.jpg


ボート.JPG



桜の花は盛りを過ぎてしまい葉桜ではありましたが、公園内にはライラックや藤の花など色々な花が咲き誇っており、公園内の池のボートから花や新緑が楽しめました。

タシケントタワーもきれいに見えました。

お茶準備.jpg

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お花見会では、ウズベキスタン日本センター(UJC)のお茶クラスでお世話になっている先生がお茶菓子の琥珀糖を用意して下さり、シートを敷いて野点を行いました。外の景色を見ながら頂くお抹茶は格別でした。


日本庭園お茶会.jpg

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日本センターでは、日本語や日本のビジネスコースを学べるほか、日本文化のお茶やドゥタール(ウズベキスタンの二弦楽器)を習うことも出来ます。

ドゥタール演奏.jpg

お弁当を広げてのお昼タイムには、日本からの留学生達がドゥタールの演奏を披露してくれました。「アンディジャンポルカ」、「ディルノズ」、「アイヴォン」などウズベキスタンの曲を弾いてくれた後、震災復興ソングの「花は咲く」の歌詞をロシア語訳に準備してくれ、日本語とロシア語で歌いながらの演奏になりました。ドゥタールの優しい音色が聞こえると、道行く人も演奏に聞き入っていました。

kodomo.jpg


はないちもんめ.jpg
お昼の後は、ヨガインストラクターと芝生の上でヨガをしたり、トランプをしたり、子供も大人もアクティビティをしたり。私は日本で保育士経験があり、ウズベキスタンで子供達と日本の遊びをしてみたい!と考えていたので、今回実現出来てとても嬉しかったです。アクティビティは、じゃんけんリレー、花いちもんめ、ハンカチ落としを行い、大人も真剣に(?!)参加してくれました。ウズベキスタンでもじゃんけんがあり、ドンドンジキ!が掛け声です。

ハンカチ落とし.JPG


お腹いっぱい、ハンカチ落としで走って程良く疲れたころに、ぽつりぽつりと雨が。

濡れないうちに、無事解散となりました。ウズベキスタンの冬は乾燥しており、時折雪は降りますが雨はほとんど降りません。夏も3か月くらい雨が降らなかったので、春の雨は貴重な恵みの雨のようです。

お花見集合写真.jpg

参加して頂いた皆様は、ここタシケントでお世話になっている方々や学生・生徒さん、旅行者、初めましての方も。たくさんの交流ができました。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。

Rafmat!(ウズベク語でありがとう)

Спасибо!(ロシア語でありがとう)

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