JICA海外協力隊の世界日記

バヌアツ便り

私のサント島生活〜この学校の"ふつう"〜(#3藤原 祐真/職種:青少年活動)

お久しぶりです。青少年活動隊員の藤原祐真です。本日は私の配属先であるバンバン小学校の1日を紹介したいと思います。

(配属先の正式名称はクーリッジメモリアルスクールですが、昔の名称「バンバン小学校」を村のみなさんは使っているので、ここでも「バンバン小学校」と記載します。)

その前に、先日3月30日に発生した地震ですが、その後も様々なところで地震による影響が見られました。私の住んでいる村では、翌日に電気は復旧したものの、水道は発生後、約1週間止まったままでした。今でも、水道が出ていない地域もあるそうです。

そんな中、地震の発生直後には、学校のセキュリティがわざわざ家から学校まできてくれたり、翌日の学校では、先生、生徒たちに「大丈夫だったか?」と心配され、改めてこの村の人たちの優しさが垣間見えた1日でもありました。地震の多いバヌアツですが、村の人にとってもかなりの大きい地震だったみたいです。ですが慣れたように、いつもと同じように過ごしていました。普段から自然と共に生きているということが感じられました。

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ここからはバンバン小学校について紹介します。

バンバン小学校では、朝7時30分に授業が始まることになっています。

しかし実際には、その時間に全員がそろうことはほとんどありません。時には先生がまだ来ておらず教室が開いていないこともあります。そんな時は、子どもたちは外で遊びながら待っています。

気がつけば自然と人が集まり、授業が始まるのはだいたい8時ごろ。日本のようにチャイムで一斉に始まるのではなく、ゆったりと一日がスタートします。

午前中は、英語と算数の授業がそれぞれ1時間30分ずつ行われます。子どもたちは途中で立ち歩いたり、外の様子に気を取られたりしながらも、それぞれのペースで授業に参加しています。

昼食をはさんだ午後の時間は、曜日によって内容が変わります。

理科や社会、生活、体育、図工などの授業が、1時間ずつ2コマ行われます。

そして、1日の授業は14時30分に終了し、子どもたちはそれぞれの家へと帰っていきます。

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この学校で特に印象的なのが、休み時間の過ごし方です。

午前中の英語と算数の授業の間には30分間の休憩があり、さらに昼食の時間として1時間の休憩があります。この学校には給食がなく、子どもたちはそれぞれ家から食べ物を持ってきたり、昼休みの時間に一度家に帰って食事をとったりします。

また、30分の休憩時間になると、村の人たちが学校にやってきて、ご飯やパン、果物などを売りに来ます。子どもたちはそれを買い、その場で楽しそうに食べている姿が見られます。

学校の中でありながら、村の人たちとのつながりが感じられる、あたたかい時間です。自分でお金を持ってきて、買うという日本の小学校ではあまり見られないこの光景も、ここでは当たり前の日常の一つです。その様子も日記でまとめたいと思います。

チャイムがないこの学校で、時間通りに進まないこともありますが、このゆるやかな時間の流れの中で、子どもたちはのびのびと学校生活を送っています。それもまた、ここバンバン小学校の魅力の一つだと感じています。

次回もお楽しみに!

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