JICA海外協力隊の世界日記

バヌアツ便り

マンゴーの美味しい季節がやってきた(#4 高橋利幸/職種:編集)

Yu stap kakae wan gud samting?(ユ スタップ カカエ ワン グッド サムシング/ビスラマ語で“美味しいものを食べていますか?”)。

まず、この写真。中央市場でココナッツを購入したときのものです。値段は50バツ(約70円)。バヌアツでココナッツを買うと、その場で穴をあけてくれます。中には水、というか砂糖水のような液体が入っていて、それを飲み干します。量は200mlくらいでしょうか。直接口をつけて、ゴクゴクと楽しみます。

しかし、本日の主役はココナッツにあらず。そう、タイトル通りマンゴーです。バヌアツでは、野菜や果物は旬なものしか市場に出回りません。日本のように一年中、どの果物も手に入るわけではないのです。

実は、バヌアツに来てからずっと楽しみにしていたことがありました。赴任したばかりのころ、マンゴーの木を見つけて「何こんなに実がなっているの?収穫はいつ?」と聞いたのです。

地元の人たちの答えは「10月中旬以降だよ」そう、まさに今がその時期。早速市場でマンゴーを購入しました。1個50バツから100バツ、大きなものは150バツで、日本円で約70円~210円ほどです。マンゴーにもいくつか種類があり、赤色のもの、緑のもの、黄色いものなどがあります。赤いものは「アップルマンゴー」と呼ばれていますが、それ以外はただ「マンゴー」と言われています。

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上の写真は、8月に撮影した収穫前のマンゴーで、下の写真は今が旬のマンゴーです。同じ種類とは限りませんが、木にこんなに実がなると気になるのも分かるでしょう?

待ちに待ったマンゴーにかぶりつく瞬間。美味しい。濃厚な甘みと、とろけるような口当たりがたまりません。すみません、これはもう食べてみてとしか言えないです。

この動画は、マンゴーの切り方を撮影したものです。マンゴーの真ん中には大きな種があるので、切る方向を誤るとうまくカットできません。動画は同僚が切り方を教えてくれている様子です。私がマンゴー好きだと知って、いつもマンゴーをくれる同僚たち。もう本当に幸せ。毎日、毎日食べています。そして次はパイナップルの季節とお楽しみは続きますよ。

最後に、恒例になってきたW杯2次予選の話題です。次の試合は11月15日の強豪ニュージーランド戦、そして11月18日の最終戦でタヒチと対戦します。これらの試合を勝ちぬけば、来年3月の最終予選進出です。次回は結果を報告できると思います。勝利を祈って、Yumi win!(ユミ ウィン/勝ちましょう!)

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