JICA海外協力隊の世界日記

バヌアツ便り

南の秘境、マレクラ島より~日本人の名前を持つバヌアツ人~(#5 山口愛花/環境教育)

Halo! 南の島からこんにちは!
南太平洋に浮かぶ島国、バヌアツ共和国のマレクラ島で活動している山口愛花です。


首都から小型プロペラ機で1時間、のどかで穏やかな島暮らしをしています。
外国人は数えるほどしか住んでおらず、今現在、マレクラ島に住んでいる日本人は私一人です。一歩家の外に出ればとにかく目立ち、ありがたいことに多くの人が声をかけてくれて、街を歩けば常に立ち話をしています。

また、マレクラ島は島全体としてコミュニティへの帰属意識が高く、島全体が一つの巨大家族のようです。

私が日本人だと分かると、多くの人がマレクラ島で過去に活動していたJICA海外協力隊(以下、協力隊)の話をしてくれます。数々のエピソードに、聞いている私まで心が温かくなります。協力隊の先輩方がまるで家族の一員のように2年間を過ごし、幾年経ってもなお、人々の心の中に残り続けていることが伝わってきます。

なおみ、かすみ、ゆうすけ、、、日本の名前を持つバヌアツの子どもに会うことも珍しくありません。話を聞いてみると、協力隊の先輩たちが島にいた時に名前が付けられたそうです。皆さん、本当に協力隊と過ごした日々を愉快そうに、笑いながら話してくれます。


現地の人々とまるで家族のように生活し、帰国後もいつでも帰ってこられる場所ができるのが離島隊員のなによりの魅力だと思います。

写真2 Pinalum wetem pikinini.jpg協力隊に参加して現地の人々に貢献することはもちろんですが、それ以上に大切な、現地の人々と2年間も時間を共にする協力隊だからこそできること、協力隊としての立場でしかできないことがあるのではないかなと最近ふと考えます。

莫大な資金を投入して現地に必要なプロジェクトを行うことには大きな意義があります。今後のその国の発展に大きく寄与することでしょう。

比べて、協力隊一人にできることはとても限られています。もしかしたら大きな成果を残すことは難しいかもしれない。しかし、2年という間、現地の人々と同じ目線に立って、一緒に時間を共にし、同じように嬉しいことも苦しいことも共有することでしか残すことのできない、目に見えないものがあるのだと思います。

話す言葉、食べるもの、伝統、、、文化も生活も価値観も違う私たちですが、協力隊として過ごす時間はお互いにとって一生の財産になるだろうと確信しています。
そして、それこそが草の根として活動する協力隊の、一番の本質的な部分なのではないかと考えます。

何やら2年間の総括でもしているような、今回の世界日記となってしまいましたが、残りの時間、活動として成果を残せるよう、そしてそれ以上に現地の人々との時間、感情の共有を大切にしながら、多くの人を巻き込んで、一日一日を大切に過ごしていきます。

早いもので残りの任期1年と少しとなりましたが、私も誰かの心に残り続けるようなボランティアとなれるよう、精一杯、村で生きていきます。

写真3 Litzlitz BBQ.jpgMi hop se yumi evriwan save spendem naesfala dei !!
(今日も沢山の素敵なことが私たちを待っていますように。)

Ale, tah.

(またね。)

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