2026/03/02 Mon
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キノコ栽培で農家の収入向上へ!#2(モニタリング)

みなさん、こんにちは!
2024年度2次隊の平川翔唯です。
前回はキノコ栽培の普及活動について栽培がスタートした様子をご紹介しました。
文字通り、キノコ栽培は新たに始めた農家にとって未知の経験。そのため、栽培をモニタリング(経過観察)しながら農家をサポートすることはとても重要です。
今回は、そんなモニタリングの様子をお届けします!



栽培を始めてから1週間後に様子を見に行きました。すると、残念なことに袋いっぱいに害菌が発生していました。
農家とは電話でも様子を確認していましたが、害菌をキノコの菌と思っており失敗していることに気が付かなかったとのこと。まさに、現場での経過観察が大事ということを実感しました。
今回の失敗は、ネズミの食害と猛暑によって室内が暑すぎたことで害菌が繁殖したことが原因の可能性があり、栽培する部屋の環境や換気のタイミング等をもう一度一緒に確認しました。
一方で、農家のキノコ栽培に対するモチベーションは保たれており、翌週にはメンバーが集まり注意事項をおさらいしながら新しく袋詰めをしました。
初めての栽培には失敗はつきもの。今回の失敗の反省を活かして再始動です。




11月に入り、任地にも雨が降り始めました。この雨のおかげで湿度が上がりキノコ栽培がし易くなってきます。再始動後は順調にキノコの菌が繁殖し、袋一面が真っ白になってきました。こうなればキノコの発生までカウントダウンです。
雨季が始まり、キノコが順調に育つのは農家のところだけではありません。森に生えるキノコも市場でよく見かけるようになりました。テニスボールよりも大きいお化けのようなキノコや見た目が毒々しい赤いキノコなど様々な種類が出回っています。
値段は、3,4個まとめ売りや、ボウルいっぱいで20~30kw(≒140~210円)。値段のつけ方がキノコの種類で異なるので、今後の参考にしていきたいです。
また、店頭に並ぶキノコはその日のうちにほとんど売れてしまうほどの人気ぶり。キノコの需要に期待が高まります。



キノコの生育は順調に進み、ついに収穫を迎えました。一度失敗しているからこそ、収穫ができた喜びは大きかったです。
売り始めるときに自分たちで味を伝えるためにも、初めて収穫したキノコは農家自身で食べてもらいました。子供たちも気に入った様子で、興味津々で栽培部屋を覗きに来ています
また、グループで始めたキノコ栽培ですが、個人で始め収穫を迎えた農家もいます。収穫で自信をつけ栽培拡大にも意欲的です。
収穫できた一方で、青かびの発生や生産が安定しないといった課題もあります。今後、販売していくためにも改善していく必要があります。


雨季に入ってからはコミュニティの集まりが悪くなってきました。それもそのはず、農家は限られた雨季の間にメイズを栽培しなければならず、日々大忙しです。
自分のスピード感とは異なり、とんとん拍子に物事は進みません。ボランティアとして普及に関わるためにも、農家の農耕スケジュールを考慮することが大事だと改めて思いました。
また、本来の目的は農閑期のキノコ栽培による収入向上だったので、農家とコミュニケーションを取りながら、次の乾季に向けて準備を進めていきたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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