2026/01/13 Tue
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シマがなくては始ま(はジマ)らない~主食シマへのプライド~(おやじギャグです、笑ってください

マブカ~?
2024年2次隊の森本衣美(もりもとえみ)です。
さっそくですが、ザンビアの主食は「シマ」です。
主にトウモロコシの粉を水で練って作ります。
写真のように、右手で一口大に丸め、おかずやスープと一緒に食べます。
ザンビアでは、「シマを食べていなければご飯を食べていないのと同じ」と言われるほど、シマは人々にとって欠かせない存在です。
そのため、ザンビアでは一日に何度も「シマは食べたか?」と聞かれます。

今回は、そんなシマにまつわる、私が実際に経験したエピソードを紹介していきます!
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一緒にシマを食べたら家族
町を歩いていると、
「一緒にシマを食べよう!」と声をかけられることがよくあります。
シマは、みんなで一つのお皿を囲んで食べることが多い料理です。
そのため、「同じシマを食べたんだから、もう一つの家族だ」と言ってくれます。

②「日本の主食はお米だよ」
日本の主食について教えたとき、
「え、それじゃあ、私は1日5食も食べないといけないよ」と返されました。
シマはとてもお腹にたまるため、その点にもメリットを感じているようです。
また、「お米は、クリスマスなどのお祝いの時に食べるよ」とも言っていました。
(写真のように、スーパーでは調理済みのお米も売られています。)

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③遅刻の理由はシマ!?
ある朝、同僚が1時間半以上遅れて出勤してきました。
理由を聞くと、
「シマの粉が切れたから、市場に買いに行ってた」とのこと。
あまりにも当然のように言われて、びっくりしました。
「だって、シマは大切でしょ?」
真顔で返され、何も言えなくなりました。

(写真は、シマの粉(ミルミル))
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④「じゃあ、うちにシマを食べにおいで~!」
その週にすることを聞いた時のことです。
「うーん、明日はオフィスですることはないね。じゃあ、私の家にシマを食べにおいで!」
同僚の家に向かう途中、一緒に野菜などの買い出しをしました。
火をおこし、シマや付け合わせの野菜を作ってくれ、一緒に食べました。
仕事は大丈夫かなとも思いながらも、同僚の優しさを感じた時間でした。

(シマを作る同僚と作っているフリをする私)
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⑤ 一週間、姿を見なかった同僚。その理由も、シマ!?
一週間、姿を見なかった同僚。
実は、遠くの実家の村まで、シマの粉を取りに行っていたとのこと。
ザンビアの人々にとって、シマがいかに大切な存在なのかを、身をもって感じています

(びっくりすることも多いけれど、何かと優しい同僚)
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⑥ 断るのは、命を守るために重要(笑)
シマはお腹にたまるので、1~2玉食べるので精いっぱいです。
昼食にシマを食べると、夕食はほとんどいらないくらいです。
ところが、同僚は、4玉くらいぺろりと平らげてしまいます。
そのため、「EAT!(食べろ!)」とたくさんよそってこようとしますが、私も命を守るために懸命に戦っています(笑)。
優しさから来ている行動ですが、この戦いはザンビアで生きていくには必須です(笑)

(手前:戦った結果の2玉と少し、後ろ:同僚の4玉程度)
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⑦いろいろなシマ
ザンビア国内でも、地域によってはトウモロコシだけでなく、キャッサバ(タピオカの原料のいも)やソルガム(穀物)など、別の素材から作られたシマもあるそうです。
首都のレストランでは、写真のように赤いシマなど、さまざまな種類のシマを楽しむことができます。

皆さんも、ザンビアを訪れる際は、
ザンビアの人々の生活の中心にあるシマの魅力を、ぜひ体験してみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた!
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2025年8月号では、ザンビアの食を紹介しました。
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(国際協力大使(2025年1月-12月) - 岐阜県公式ホームページ(国際交流課))
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