JICA海外協力隊の世界日記

ジンバブエ便り

我が国発祥の柔道が、貧困削減に寄与?!

現在、短期派遣隊員としてジンバブエの首都ハラレに滞在し、ジンバブエ柔道協会に所属して活動を行っています。実は私にとってジンバブエは今回が2度目の派遣で、2022年度1次隊として派遣された経験があります。

本日は、ジンバブエにおける柔道事情についてお話ししたいと思います。
ジンバブエには現在、首都ハラレを中心におよそ400名の柔道競技者がいます。そのうちの約300名は、私立の小学校に通う児童たちです。また、ジンバブエ柔道協会に登録されている20名の指導者のうち、半数以上が貧困層の出身です。彼らは少年時代に無償で通える柔道教室に参加し、競技者としてのスキルを磨いてきました。そしてその延長線上に、現在の指導者という職業があります。
彼らは、私立の小学校で柔道を指導することで収入を得、併せて貧困地域での指導にも当たっています。

ジンバブエでは、他のアフリカ諸国と同様に若年層の失業率が非常に高く、大学や大学院を卒業しても職に就けない若者が多く存在します。そうした中で、たとえ学歴がなくとも、柔道の指導者という職業が社会に認められ、生計を立てていける――この現実に、柔道発祥の国である日本人として、誇らしさを感じます。スポーツを通じて貧困の連鎖を断ち切る、そんな希望ある事例を増やすためにも、残りの活動期間、柔道の普及と指導者の育成に全力で取り組んでいきたいと思います!






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