JICA海外協力隊の世界日記

ジンバブエ便り

#3 OTAKUKON「茶道でお茶の美味しさを伝える!」

2024年度2次隊 Wakanaka です。

オタクコンにて、私は、

茶道・緑茶コーナー

を担当しました!

「ジンバブエの人々に美味しいお茶の味を知ってもらう!」ということを目標に、茶道のお点前を披露し、お抹茶を提供しました。お茶菓子には、落雁を用意しました。みなさん美味しそうに召し上がっていました。

今回、お茶会は限られた人数で実施させていただいたのですが、茶道を体験したいという方々が多く、チケットはあっという間に無くなりました。

空き時間には、緑茶を提供しました。たくさんの方々に緑茶と共にほっと一息つく時間を過ごしていただくことができました。

図4.jpg図3.jpg図2.jpg

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思いの外、たくさんの来場者が「抹茶と緑茶の違い」を知っていて、「これはどっちなの?」と聞かれることもありました。日本のお茶文化について知ってくれていることが、とても嬉しく感じました。

また、「このお茶には砂糖は入っているの?」という質問が多く聞かれました。ジンバブエでは、「Tea」と言えば「ルイボスティー」のことを指し、たくさんの砂糖を入れて飲むのが主流です。そのためか、抹茶と緑茶の苦さが新鮮だったようです。

「茶道を体験できて嬉しかった!」と、とても感謝してくれるオタクコンのスタッフや来場者の方々がおり、心からやってよかったと思いました。

図9.jpg図8.jpg

今回、茶道経験者のJICAジンバブエ支所のスタッフにもご協力いただきました。

半東(お菓子やお茶碗をお客様に出す役割)とお水屋(裏方の役割)をしていただき、おかげさまで、たくさんの方々に茶道を体験していただくことができました。

JICAスタッフのみなさま、ありがとうございました!

実は私、高校時代では茶道部に所属し、表千家のお点前を習っていました。いつか世界に出たときに、日本文化を伝えられる人で在りたい、という思いから茶道部に入部しました。

あれから10数年・・・。今回、オタクコンという場で、ジンバブエの方々に茶道を通じて日本の伝統文化について伝えることができ、とても嬉しかったです。

そして、元茶道部の仲間にも、限られたお道具でのお点前や、ジンバブエの人々にお茶を楽しんでもらう方法を相談させてもらいました。この相談を通して、ジンバブエのことも日本の友人に知ってもらうことができたのかな、と感じています。

また世界のどこかで、茶道を通じて、日本と世界を繋ぐ架け橋になれたら光栄です。

以上、ハラレ(首都)隊員 Wakanakaでした。

Toonana(ショナ語で、さようなら)

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