JICA海外協力隊の世界日記

野菜と人を育てる。

刈り草を敷こう! ~Mulsa duut~

実習もあと残り僅かになりました。

もう少しすれば、研修生たちは地方に実地訓練に行き、それが終われば修了となります。

修了して地元に戻ってから、彼らが実践できるような内容をできるだけ教えるようにしています。

資材を買ったりするよりも、自然の中で手に入るものを利用して、うまく工夫しながら農業ができるようになってもらいたい・・・

これが、配属先の農業科の考えです。

今回は刈った草でマルチングを行いました。

このマルチングとは、

  • 雑草防止
  • 水の蒸発防止
  • 土の跳ね返り防止
  • 地温を下げる

などの効果があります。

たださせるのではなく、こういった効果を伝えると俄然やる気がアップする彼ら研修生・・・。

『これをすると、こういうメリットがあるんだよ』と言えば、興味を引ける!

というのが、実際に彼らに教え始めて学んだことのひとつです。

モノがないから・・・

お金がないから・・・

ではなくて、自然にあるものでできることをもっと知ってもらいたいな。

まだまだカリキュラム改善は続いていますが、こういった自然のものを使った栽培方法をもっともっと実習に入れていく必要があると感じています。

熱射病に気を付けて、頑張ろう!

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