2015/08/13 Thu
活動
実地訓練 ~Estajiu~
今回の研修生たちも、2週間の実地訓練に行ってきました。
東ティモールの首都ディリから車で約1時間半から2時間弱、山道を通って向かいます。
アイレウ県セロイ地区にある農家さんのところにお邪魔しました。
研修生たちはここで朝から夕方まで、農家さんのお手伝いをしながら有機農業を学びます。
水やり、植え付け、収穫、出荷など、様々な経験ができるので、彼らも楽しそうに作業を行っていました。
写真はブロッコリーの苗に水をあげているところです。
だんだん、慣れてきた様子・・・?!
首都の大手スーパーに週1度出荷している農家さんでしたので、設備もしっかりしていました。
灌漑設備(水を供給する設備)も常に機能していて、水が無くなるということは今はないそうです。
しかし、乾季の終わりである10月、11月には水不足になる時もあるということで、やはり東ティモールの農業の問題点はまず『水』だなぁと改めて思いました。
日本でもお馴染みのビニールハウスです。
こちらの農家さんは、屋根としてビニールを張っていて、出入口はそのままの状態でしたが、このようなビニールハウスもセロイ地区ではあちこちで見かけることができます。
山と言えども暑いので、出入口も塞いでしまうと蒸されてしまい、栽培にも影響が出るからでしょう。
この農家さんでは、
- カリフラワー
- ブロッコリー
- レタス
- リーフレタス
- キュウリ
- ニンジン
- ネギ
- ナス
- などなど
を育てていました。
大手スーパーには、外国人のお客さんも多く、出荷場には出荷できる野菜の細かな条件が貼られていました。
ちゃんと品質管理もしていて、私も研修に参加したいくらいでしたが、全く授業の準備が終わらず断念・・・。
もうすぐ帰ってくる研修生たちが、どれだけ成長しているか楽しみです!
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