JICA海外協力隊の世界日記

野菜と人を育てる。

収穫! ~Kolheita!~

乾季の真っ只中の東ティモール。

農場の野菜も、陽射しを浴びてどんどん大きくなってきました。

収穫をして、食堂に出してみんなで食べます。

たくさんあるときはスタッフも買いに来たりして、少し忙しいこの時期。

東ティモールでよく食べられている野菜の一つに、クウシンサイがあります。

田んぼのような水を張った場所で栽培するタイプと、畑で栽培するタイプがありますが、こちらは後者のクウシンサイ。

チョキっと株元を切るとまた生えてくるので、栽培はとても簡単!

ただ、大きいほうがたくさん食べられていいや!という考えが大前提なので、固くなってしまっていますが・・・。

なかなか品質管理は理解してもらうのは難しいです。

今回は、

  • クウシンサイ
  • ナス
  • トマト
  • カラシナ(ちょっと苦い葉野菜)
  • バジル
  • コリアンダ(パクチー)

を収穫!

ナスも日本とは少し違い、細長いタイプが主流です。

ただ大きすぎるのが玉にキズ。

一緒にごはんを食べていて、いつも思うのは本当に好き嫌いが多い、ということ。

日本とは違って、毎日ほとんど変わり映えのしない野菜やおかずを食べているので、嫌いになるのも仕方ないですね。

そして、食べたことのない食べ物に対しての警戒心も強く、オクラを植えたときは大変な騒ぎでした。

今回もバジルをたくさん植えてみましたが、『いい香り!』というより、『においがするこの葉っぱは一体何だ?』という声をたくさん聞きました。

少しずつ、少しずつ、新しいものが浸透していけばいいな、と思いつつ、東ティモールのものは壊さないように心がけながらやっていきたいと思います。

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